LSnapの使い方/LSnapとは?

LSnapを使用すると、クエリの結果を別のデータベースに保存することができます。
デフォルトでは、H2で作成されたローカルのデータベースに保存されます。

以下の例では、MySQLのデータベースに接続し、クエリの結果をLSnapで保存する例です。

12:00:00 mysql> \lsnap
接続が確立しました(LSNAP): (LOCAL)   SYSTEM: lsnap01
スナップショットがLSnap データベース "lsnap01" に取得されます。
12:00:00 mysql> ls users
スナップリスト テーブル "SNAP_LIST" が作成されました。
USER     | HOST
---------+----------
moriyama | %
root     | localhost
test01   | %
(3 rows)

Time: 0 ms
12:00:00 mysql> \lsnap off
接続がクローズされました(LSNAP): (LOCAL)

「\lsnap」コマンドを実行すると、クエリ実行の際にLSnapで指定したH2のデータベース上に結果が同時に保存されます。
LSnapにより、1つのクエリの結果に対して、1つのテーブルが自動的に作成されます。以降、保存されたクエリの結果をスナップショットと呼ぶことにします。
「\lsnap off」コマンドを実行するまで継続してクエリの保存が実行されます。
上記例では「ls users」というエイリアスの実行結果が保存されています。

※「\lsnap」コマンド初回実行時のみ、「スナップリスト テーブル "SNAP_LIST"が作成されました。」というメッセージが出力されます。

スナップショットのデータを参照するには、LSnapに保存したスナップショットの参照をご覧ください。

LSnapとは?
LSnapに保存したスナップショットの参照
LSnapの保存先データベースに直接接続する
スナップショットの削除
H2以外のデータベースをLSnapの保存先として使用する方法

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