本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 -…未サポート
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。
(注1) インストールに際して、BIOS設定の変更を行ってください。これによりHDDが認識されます。
BIOS設定変更手順
On-Chip Serial ATA : Combined Mode PATA IDE Mode : Secondary
(注2) HDDがPIOモードのため、インストールに時間がかかります。
インストール終了後にカーネルパッチ「RH9_ICH6_DMA_2.4.20-8.patch」を適用してカーネルを再構築することで、HDDをDMAモードで利用できるようになります。その際、コンフィグは、「configs/kernel-2.4.20-i686.config」を利用します。
パッチ適用とカーネル再構築の手順は以下。
# cd /usr/src/linux-2.4.20-8 # patch -p1 < /tmp/RH9_ICH6_DMA_2.4.20-8.patch
VERSION = 2 PATCHLEVEL = 4 SUBLEVEL = 20 EXTRAVERSION = -8custom
# make mrproper # make menuconfig(画面下位にある「Load an Alternate Configuration File」を選択してください。configs/kernel-2.4.20-i686.config と入力し、<OK> を押下してください。<Exit> にて画面を抜け、<Yes> を押下し、config をセーブしてください。)
# make dep # make clean # make bzImage (エラーにならないことを確認してください。) # make modules (エラーにならないことを確認してください。) # make modules_install[[BR]] # make install[[BR]]
以上で、カーネルの再構築は終了です。再起動時のGRUBメニューでパッチ適用カーネルを選択してください。
DMAモードを確認するには次のコマンドを実施してください。
# hdparm -v /dev/hda
(注3) Adaptec社のWebサイトよりドライバFDイメージ 「aacraid-drv-1.1.5-2371-i686-rh9.img」 をダウンロードし、ドライバFDを作成します。USB DVD-ROM、USB フロッピードライブを接続し、インストール時に「linux dd」でドライバFDを導入します。
(注4) モニタあるいはVGA折り返しコネクタを接続した状態でOSを起動してください 未接続の場合、起動後にモニタを接続しても表示ができないことがあります。
(注5) この構成では、PS/2 マウス・キーボードを未接続の場合に起動できないことがあります。この問題は、BIOS ver 1.70 にアップデートすることで解決します。 こちら ( U3B10170.EXE 管理No.2217001151 )から入手してください。
(注6) インストール後にLANドライバをアップデートします。
→intel社WEBから e1000-6.0.60.tar.gz, e100-3.4.10.tar.gz を入手(2006年3月現在)、ビルド、適用。
(注7) RAIDボードに添付の CD-ROM から説明書に従いインストールし使用します。
(参考) ソフトウェアの構成
名称 | RH9 | 追加・変更 | 備考 | |
Kernel | kernel | 2.4.20-8 | - | SATA-HDD利用時はカーネルpatchを適用。 |
Raidドライバ | aacraid | - | 1.1-5[2371] | Adaptecサイトより入手。 |
LANドライバ | e100 | 認識せず | 3.4.10 | intelサイト最新ver。 |
LANドライバ | e1000 | 認識せず | 6.0.60 | intelサイト最新ver。 |
RAIDユーティリティ | ASM | - | 2.12 | 説明書に従う。 |
(注1) インストール後にLANドライバをアップデートします。
→intel社WEBから e1000-6.0.60.tar.gz, e100-3.4.10.tar.gz を入手(2006年3月現在)、ビルド、適用。