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Nautica Workflow 1.0インストレーション

必要ソフトウェア

  1. geronimo-tomcat6-jee5-2.0.1-bin.tar.gz
  2. jruby-bin-1.0.tar.gz(オプション)
  3. jython_installer-2.2.1.jar(オプション)
  4. pnuts-1.1-noarch.zip(オプション)
  5. jsr223-engines.tar.gz
  6. mysql-connector-java-5.0.7.tar.gz(オプション)

必要ソフトウェアの配置

  1. Geronimo 2.0の展開
  1. http://geronimo.apache.org/からGeronimo 2.0を入手する。(動作確認は2.0.1のみ)
  2. 任意の場所に展開する。
  3. 環境変数GERONIMO_HOMEを設定する。
  1. JRubyの導入(オプション)
  1. http://jruby.codehaus.org/からJython 2.2を入手する。(動作確認は2.2.1のみ)
  2. 任意の場所に展開する。
  3. 環境変数JRUBY_HOMEを設定する。
  4. ln -s $JRUBY_HOME $GERONIMO_HOME/var/jrubyとしてリンクをはるか、コピーする。
  1. Jythonの導入(オプション)
  1. http://jython.sourceforge.net/Project/index.htmlからJython 2.2を入手する。(動作確認は2.2.1のみ)
  2. 任意の場所に展開する。
  3. 環境変数JYTHON_HOMEを設定する。
  4. ln -s $JYTHON_HOME $GERONIMO_HOME/var/jythonとしてリンクをはるか、コピーする。

NAUTICA_HOMEの作成

  1. ホームの作成
  1. $GERONIMO_HOME/varに、公開されているnautica_home-1.0.zipを展開する。

必要jarライブラリの配置

  1. ライブラリの登録手順
  1. Geronimo管理コンソール(Geronimo付属のWebアプリケーション)にログイン。
  2. 再度メニューからServices→Common Libsを選択。
  3. 必要なJARファイルをリポジトリに登録する。
  1. 登録するライブラリ
  1. スクリプト言語系(オプション。各言語アーカイブに含まれるものを指定する。)
    FileGroupArtifactVersionType
    pnuts.jarorg.pnutspnuts1.1jar
    pnuts-modules.jarorg.pnutspnuts-modules1.1jar
    jruby.jarorg.jrubyjruby1.0jar
    jython.jarorg.pythonjython2.2.1jar
  2. スクリプトエンジン系(オプション。jsr223-engines.tar.gzに含まれるものを指定する。)
    FileGroupArtifactVersionType
    pnuts-jsr223.jarorg.pnutspnuts-jsr2231.1jar
    jruby-engine.jarcom.sun.script.jrubyjruby-engine1.0jar
    jython-engine.jarcom.sun.script.jythonjython-engine2.2jar
  3. JDBCドライバー(オプション。MySQL利用の場合。)
    FileGroupArtifactVersionType
    mysql-connector.jarcom.mysqlmysql-connector5.0.7jar
  4. Nautica Workflowスキーマライブラリ(公開JARファイルを利用。自分で作成する場合は、以下のようにGeronimo内蔵のxmlbeansを使用すること。)
    cd $GERONIMO_HOME/var/nautica/schema/
    java -cp $GERONIMO_HOME/repository/org/apache/xmlbeans/xmlbeans/2.3.0/xmlbeans-2.3.0.jar org.apache.xmlbeans.impl.tool.SchemaCompiler -out nautica-schema.jar *.xsd
    
    FileGroupArtifactVersionType
    nautica-schema.jarjp.co.argo21.nautica.workflownautica-schema1.0jar

データベースプールの作成(NauticaDatasource

  1. Geronimo付属コマンドによる登録(Derby)
  1. $GERONIMO_HOME/var/nautica/deploymentにあるnautica-derby-plan.xmlを確認する。データベース設定等を見直す。
  2. デプロイする。
    $GERONIMO_HOME/bin/deploy.sh deploy nautica-derby-plan.xml
    

JMSリソースの作成(NauticaWorkflowMQ)

  1. Geronimo付属コマンドによる登録(ActiveMQ)
  1. $GERONIMO_HOME/var/nautica/deploymentにあるnautica-mq-plan.xmlを確認する。
  2. デプロイする。
    $GERONIMO_HOME/bin/deploy.sh deploy nautica-mq-plan.xml
    

テーブルの作成と初期データのロード

  1. テーブル作成(Derby)
  1. 一旦、Geronimoを起動する。
    $GERONIMO_HOME/bin/geronimo run
    
  2. 別なシェルを起動し、以下に移動する。
    cd $GERONIMO_HOME?var/nautica/misc/db/derby/
    
  3. 以下のようなシェルスクリプトを実行し、Geronimo上のDerbyに接続する。接続が成功すると、対話型クライアントijが動作する。(GeronimoコンソールからもSQL実行は可能だが、日本語データが化けるため、この手順をとっている。)
    NAUTICA=jdbc:derby://127.0.0.1:1527/NauticaDatabase
    DRIVER=org.apache.derby.jdbc.ClientDriver
    CLIENTLIB=$GERONIMO_HOME/repository/org/apache/derby/derbyclient/10.2.2.0/derbyclient-10.2.2.0.jar
    TOOLLIB=$GERONIMO_HOME/repository/org/apache/derby/derbytools/10.2.2.0/derbytools-10.2.2.0.jar
    
    java -Dij.connection.nautica=$NAUTICA -Dij.driver=$DRIVER -cp $CLIENTLIB:$TOOLLIB org.apache.derby.tools.ij
    
  4. ijコマンドラインから、RUNコマンドでSQLファイルを実行する。
    ij> RUN 'create_table.sql';
    ij> RUN 'insert_for_startup_engine.sql';
    
  5. ijコマンドラインから、SHOWコマンドでテーブル一覧を確認する。
    ij> SHOW TABLES;
    
  6. ijコマンドラインから、ijを終了する。
    ij> EXIT;
    
  7. Geronimoを停止する。
    $GERONIMO_HOME/bin/shutdown
    

Nautica Workflow本体のデプロイ

  1. Eclipse上のNauticaWorkflowプロジェクトを参照し、ejbModule/META-INF/openejb-jar.xmlを必要に応じて編集する。スクリプト言語の組込みなどをここで行う。
  2. NauticaWorkflowプロジェクトをビルドして、EJB JARファイルを作成する。(nautica-workflow-1.0.jar)
  3. 作成したEJB JARファイルを、Geronimoにデプロイする。
    $GERONIMO_HOME/bin/deploy.sh deploy nautica-workflow-1.0.jar
    

Nautica Workflow設定ファイルの設定

  1. $GERONIMO_HOME/var/nautica/config/nautica.propertiesの確認
  1. バージョン0.9から一部廃止になったプロパティがあります。
  2. nautica.workflow.mq.configの設定は無効になりました。
  3. java.naming.factory.initialの設定は無効になりました。
  4. java.naming.provider.urlの設定は無効になりました。
  5. nautica.workflow.datasource.factoryの設定は無効になりました。
  6. nautica.workflow.datasource.urlの設定は無効になりました。
  7. nautica.workflow.datasource.userの設定は無効になりました。
  8. nautica.workflow.datasource.passwordの設定は無効になりました。
  9. スクリプトエンジン用のプロパティが追加されました。nautica.workflow.script.engine.エンジン名
    nautica.workflow.script.engine.pnuts=org.pnuts.scriptapi.PnutsScriptEngineFactory
    
  1. $GERONIMO_HOME/var/nautica/config/logging.propertiesの確認
  1. Geronimoのログ機構を利用するために、ロガー、アペンダの名称を変更しました。
  2. 標準設定のログ出力先は、$GERONIMO_HOME/var/nautica/logsです。
  1. activemq.xmlは無効となった
  2. その他の設定ファイルは、0.9と同様。0.9のドキュメントを参照のこと。

Nauticaの起動

  1. Geronimoを起動する。
    $GERONIMO_HOME/bin/geronimo run
    
  2. Enjoy!!