Minesweeper Clone

おそらく同名のアプリケーションは複数存在するが、この業界では一般的に「Minesweeper Clone」とはRodrigo Silveira Camargo氏によるものを指す。

http://www.geocities.com/minesweeperclone/

最新版は"2007 Release 2"。以前は"0.xx beta"というバージョン付けがされており"0.97 beta"までのバージョンが存在したが、その次からは"2006 Release 1"という名前が付き、以降はこのネーミングルールとなった。

実際のところ0.97 beta以前と2006 Release 1以降ではソースレベルで連続性がない完全な別プロダクトになっている。これは0.97 betaリリース後にソースファイルを誤って消去するという不幸な事故が発生したためである。

2006 Release 1以降、動作させるには.NET Framework 2.0以降が必要。これはMicrosoft Updateから入手するのが一番手っ取り早い。

最新版においては多種のグラフ出力が可能なプレイ履歴ビューアと、クリックミス、無駄な旗置き、推量クリックなどの様々なイベントを同時に表示できる動画再生画面を特徴とする。特に後者はプレイヤーのスキルの向上に効果を発揮すると思われる。

しかし、2006 Release 1以降、日本語版Windows上では最初のコンプリート後のハイスコア表示時や履歴画面の表示にてプログラムが必ずクラッシュするため、日本人のほとんどは利用できる機能が動画再生くらいで、プレイをすることままならない。同様の現象は韓国語、簡体中国語でも報告されている。

次の方法で日本語版Windows上でもプレイができるようになるが、他のアプリケーションに重大な影響が発生する可能性があり、Minesweeper Cloneのためだけの専用環境でもない限りお勧めできないし、何が起こっても自己責任である。

  1. 「コントロールパネル」 - 「地域と言語のオプション」 - 「詳細設定」タブ - [Unicode対応でないプログラムの言語] を"英語(米国)"などに変更する。

そのような理由により、未だIMCは旧バージョンである0.96 beta、0.97 betaによる記録の登録を認めている

以下に0.96 beta、0.97 betaの両バージョンを再配布するが、0.97 betaは結構な頻度でクラッシュするためプレイするには0.96 beta推奨。

プレイ履歴ビューアとしては0.97 betaの方が良いので、両方インストールしてプレイは0.96 betaで行い、0.96 betaのフォルダ以下にあるhistory.infを0.97 betaのフォルダにコピーしプレイ履歴を見るのがお勧め。

もし0.96 betaだけで済ますならば、プレイ履歴ビューアを起動するにはocxファイル群が(すでにシステムにインストールされていなければ)0.96 betaと同じフォルダに必要。