校正確認ありがとうございます。以下返信します。 2021年8月7日(土) 19:18 Akihiro Motoki <amoto****@gmail*****>: > > On Fri, Aug 6, 2021 at 4:30 PM matsuand <michi****@gmail*****> wrote: > > > [原文] > > .SH DESCRIPTION > > GNU ed is a line-oriented text editor. It is used to > > create, display, modify and otherwise manipulate text > > files, both interactively and via shell scripts. A > > restricted version of ed, red, can only edit files in the > > current directory and cannot execute shell commands. Ed is > > the 'standard' text editor in the sense that it is the > > original editor for Unix, and thus widely available. For > > most purposes, however, it is superseded by full-screen > > editors such as GNU Emacs or GNU Moe. > > [訳文] > > .SH 説明 > > ed は、行指向のテキストエディターです。 > > テキストファイルの生成、表示、変更その他の操作を、対話的にま > > たシェルスクリプトを通じて行なうことができます。 red > > 「シェルスクリプト経由で」の方が流れの中で読みやすいかもしれません。 ご指摘どおりです。 再訳 テキストファイルの生成、表示、変更その他の操作を、対話的にま たシェルスクリプト経由で行なうことができます。 > > は制限つきの ed です。 red > > では、カレントディレクトリのファイルのみを編集でき、シェルコ > > マンドの実行はできません。 Ed は Unix > > Ed -> ed > > 英文では行頭を大文字にすることが多いので、ed の頭文字が大文字になっていると > 思ったのですが、 Ed という固有名詞ならそのままにしてください。 小文字にすべきところでした。最後段にて。 > > に元からあるエディターであるという点で、'標準的な' > > テキストエディターと言えるものであり、 > > どこからでも入手が可能です。 ただし実際には、 > > widely available ですが、多くの環境で使用できる、という意味ではないでしょうか。 > 入手の話ではなく、利用できるという話かと思いました。 ご指摘に同意します。 widely available という単語を、条件反射的に「どこでも」と訳してしまった ものでした。 再訳 Ed は Unix に元からあるエディターであるという点で、 '標準的な' テキストエディターと言えるものであり、 数多くの環境で利用可能です。 > > [原文] > > .TP > > -s, --quiet, --silent > > suppress diagnostics, byte counts and '!' prompt > > [訳文] > > .TP > > -s, --quiet, --silent > > 診断情報、バイト数、プロンプト '!' を省略します。 > > 好みの問題ですが、「表示しません」はどうでしょうか。 「表示しません」の方が、より具体的でわかりやすいですね。 再訳 -s, --quiet, --silent 診断情報、バイト数、プロンプト '!' を表示しません。 > > ---------------------------------------- > > [原文] > > .TP > > -v, --verbose > > be verbose; equivalent to the 'H' command > > [訳文] > > .TP > > -v, --verbose > > 詳細表示を行います。 'H' コマンドと同じです。 > > ---------------------------------------- > > [原文] > > .PP > > Start edit by reading in 'file' if given. If 'file' begins > > with a '!', read output of shell command. > > [訳文] > > .PP > > 指定された 'file' から内容を読み込んで編集を開始します。 > > 「'file' の内容を読み込んで」でしょうか。 修正します。 再訳 .PP 指定された 'file' の内容を読み込んで編集を開始します。 > > > 'file' の先頭が '!' で始まる場合は、 > > シェルコマンドの出力を読み込みます。 > > ---------------------------------------- > > [原文] > > .PP > > Exit status: 0 for a normal exit, 1 for environmental > > problems (file not found, invalid flags, I/O errors, etc), > > 2 to indicate a corrupt or invalid input file, 3 for an > > internal consistency error (eg, bug) which caused ed to > > panic. > > [訳文] > > .PP > > 終了ステータスは以下のとおりです。 正常終了の場合は 0、 > > 環境上の問題発生 (ファイルが見つからない、フラグが不正、I/O > > エラーなど) の場合は 1、 入力ファイルの破損や不正は 2、 > > 内部一貫性の不備 (バグなど) による処理不能状態は 3 です。 > > error なので、不備というよりはエラーや不具合でしょうか。 修正します。 再訳 ... 内部一貫性のエラー (バグなど) による処理不能状態は 3 です。 > > ---------------------------------------- > > [原文] > > .SH "REPORTING BUGS" > > Report bugs to bug-e****@gnu***** > > Ed home page: http://www.gnu.org/software/ed/ed.html > > General help using GNU software: http://www.gnu.org/gethelp > > [訳文] > > .SH バグ報告 > > バグ報告は bug-e****@gnu***** までお願いします。 > > Ed ホームページ: http://www.gnu.org/software/ed/ed.html > > Ed と ed とどちらがいいのでしょうか。 上でも指摘がありましたが、文頭にあるから大文字になっている もので、邦文化する場合には、小文字にすべきであると思います。 実際にこの ed パッケージの正式名称、あるいは正式表記は ホームページからわかるように GNU ed ('e'が小文字) です。 つまり GNU を取り除き、文頭にきたときに、大文字に変化した だけということかと思います。邦文においてはこの英文作法に 従う必要はなく、混乱回避のため、この作法に従うべきではない と思います。 章立てタイトルなども、ここをうっかり忘れてしまいがちです。 常々気にかけないといけませんね。