Tips_VersionUp_231_to_240 - Hinemos Tools Wiki - Hinemos Tools

バージョンアップ手順

※HinemosマネージャのVer.2.3.1からVer.2.4.0へのバージョンアップ手順です。
クライアントやエージェントについては、2.3.1をアンインストールして、2.4.0をインストールする。

Outline

• バージョンアップ手順
• 前提条件
• (1) 2.3.1のJBossを停止
• (2) 2.3.1のPostgreSQLとOpenLDAPからダンプする
• (3) 2.3.1のPostgreSQLとOpenLDAPを停止
• (4) 2.3.1の/opt/hinemos ディレクトリごとバックアップし、アンインストール
• (5) 2.4.0をインストール
• (6) 2.4.0のPostgreSQLを起動し、ダンプしたデータをリストア
• (7) 2.3.1のOpenLDAPのダンプデータを変更
• (8) 2.4.0のOpenLDAPにダンプデータをリストアし、起動
• (9) OpenLDAPのデータを修正
• (10) psqlでhinemosデータベースのスキーマを修正
• (11) 2.4.0のJBossを起動
• (12)バージョンアップ後の確認

前提条件

• Hinemos Ver.2.3.1が稼働している
• Hinemosはhinemosユーザで起動している
• 作業するカレントディレクトリは/opt/hinemos/
• (4)(5)はrootで実行、その他はhinemosで実行

(1) 2.3.1のJBossを停止

$ /opt/hinemos/bin/jboss_stop.sh 

(2) 2.3.1のPostgreSQLとOpenLDAPからダンプする

PostgreSQLのバックアップ

$ /opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_mng_backup.sh -p

• /opt/hinemos/hinemos_pgdump.yyyymmdd が作成される。

OpenLDAPのバックアップ

$ /opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_mng_backup.sh -l

• /opt/hinemos/hinemos_slapcat.yyyymmdd が作成される。

(3) 2.3.1のPostgreSQLとOpenLDAPを停止

$ /opt/hinemos/bin/pg_stop.sh
$ /opt/hinemos/bin/ldap_stop.sh

(4) 2.3.1の/opt/hinemos ディレクトリごとバックアップし、アンインストール

※アンインストールはインストールマニュアル参照
※アンインストール前に(2)でダンプした以下のファイルを/opt/hinemos配下以外の場所へ退避
　hinemos_pgdump.yyyymmdd
　hinemos_slapcat.yyyymmdd

(5) 2.4.0をインストール

※インストールはインストールマニュアル参照

(6) 2.4.0のPostgreSQLを起動し、ダンプしたデータをリストア

既存のデータを削除

$ /opt/hinemos/bin/pg_start.sh
$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/dropdb -p 24001 hinemos

/opt/hinemos/var/data/pg_hba.confの以下の行に「template1」を追記。

local postgres,hinemos hinemos md5
  ↓
local template1,postgres,hinemos hinemos md5

ダンプデータのインポート

$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/pg_ctl reload -D /opt/hinemos/var/data/
$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/psql -p 24001 -d template1 -f hinemos_pgdump.yyyymmdd

/opt/hinemos/var/data/pg_hba.confに追記した「template1」を削除し、リロード

$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/pg_ctl reload -D /opt/hinemos/var/data/

(7) 2.3.1のOpenLDAPのダンプデータを変更

• バージョンアップ定義ファイル(hinemos_versionup_231_to_240.tar.gz)をダウンロードして解凍する。
• 解凍したディレクトリ内のldap_231_to_240.ldifの内容をhinemos_slapcat.yyyymmddに追記する。

  $ tar xvzf hinemos_versionup_231_to_240.tar.gz
  $ chmod 600 hinemos_slapcat.yyyymmdd
  $ cat ./Hinemos_VersionUp_231_To_240/ldap_231_to_240.ldif >> hinemos_slapcat.yyyymmdd
  

(8) 2.4.0のOpenLDAPにダンプデータをリストアし、起動

$ rm /opt/hinemos/var/openldap-data/*
$ /opt/hinemos/openldap-2.3.20/sbin/slapadd -l hinemos_slapcat.yyyymmdd 
$ /opt/hinemos/bin/ldap_start.sh

(9) OpenLDAPのデータを修正

• (7.1)で解凍したディレクトリ内のデータ修正スクリプトを実行する。

  $ cd ./Hinemos_VersionUp_231_To_240/Ldap_VerUp_231_To_240/
  $ ./ldap_verup_231_to_240.sh
  
  （省略）
  
  Update Device Info; DN = cn=hbc,ccFacilityId=xxxx,ou=facility
      ADD DeviceName; DeviceName = hbc
      Rename DN; OldDn = cn=hbc,ccFacilityId=xxxx,ou=facility
                 NewDn = cn=disk_17,ccFacilityId=xxxx,ou=facility
  
  UPDATE SUCCESSFUL
  $
  

(10) psqlでhinemosデータベースのスキーマを修正

• (7.1)で解凍したディレクトリ内のdb_ddl_231_to_240.sqlをpsqlにて実行する。

  $ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/psql -p 24001 -d hinemos -f ./Hinemos_VersionUp_231_To_240/db_ddl_231_to_240.sql
  

(11) 2.4.0のJBossを起動

$ /opt/hinemos/bin/jboss_start.sh

(12)バージョンアップ後の確認

リポジトリ情報や監視設定が反映されている事を確認する。
監視が正常に行われていることを確認する。