インストーラ分割(現在、調査中)

概要

Hinemosマネージャのインストーラから、PostgreSQL/OpenLDAPなどのバイナリを外し、汎用的なインストーラを作成する。

  • ユーザが望めば、Hinemosが用意するバイナリや、インストーラも選択可能にする
  • 当面のゴールとしてDebianへの移植を目指す。

目的

インストーラから環境依存のバイナリを外すことで、さまざまな環境へのインストールを可能にする。

  • ディストリビューションに含まれているPostgreSQLやOpenLDAPの使用が可能となる。
  • 標準のインストーラのif分ネストを減らし、インストーラを各ステージ毎に分割、可読性とメンナンス性の向上を目指す。

検討事項

  • 削除対象(案)
    • PostgreSQL
    • OpenLDAP
      • 3.2.0から削除された。
    • syslog-ng
    • net-snmp
    • fping
    • libevtlog
    • jboss
      • 外す必要はなく、必要に応じて起動スクリプトに手を入れる程度でOK。
    • jre
  • インストーラの中で依存パッケージのチェックが必要。
  • 削除されたパッケージの初期設定はどうする?
    • syslog-ng.conf、snmpd.confなど
      • RHEL用と同等の内容の設定ファイルを含んでおく程度でいいのでは。
      • Debian用、Ubuntu用などと拡充できるように。
    • テーブル作成・初期データの投入など
      • RHEL用と同じでOK。
    • DB、LDAPのバッファメモリサイズの変更など
      • とりあえずはRHELと同じで検証してみるべし。
  • 削除されたバイナリのインストール手順について、どこまでフォローする?
    • rsyslogに置き換えは可能?
      • rsyslog詳しくないのですが、SyslogForward(java)を子プロセスとして起動でき、標準入力にログを流し込めるのならば置き換えできる。
      • 標準入力に流しこむログのフォーマットを定義できるとうれしい。
    • 32bit版/64bit版のどちらのパッケージを対象にする?
      • できれば両方ですが、64のみでもOKかと。

はじめの課題

  • Hinemosの提供するインストーラの各ステージごとの分割
  • RHEL依存箇所の置き換え