Tadotter - Eclipse RCP版 (1.1.2.v20090921) | 2009-09-21 15:19 |
Tadotter - JavaFX版 (2.0.1) | 2009-07-06 11:19 |
バインド式は、その依存する部分が変化したときに、値を更新する式です。 依存する部分、更新の仕組み、そしてバインド式の作成を以下に述べます。
[To do: 「依存する部分」の定義]
バインド式はバインドの文脈で評価されます。他のすべての評価は一般的な文脈でなされます。 バインド式は割り当てや反復を含みません。 割り当てはインクリメントとデクリメントを含みます。 反復はwhileループ(forではなく)です。
変数(インスタンス、スクリプト、ローカル変数)は、式にバインドさせることができます。 その式はもちろんバインド式です。
初期化式を持つローカル変数定義は、明確なバインドが定義されていれば、 ローカル変数から式へのバインドを作成します。
def varName = bind expression
または、定義がバインドの文脈にあれば同様です。
初期化式を持つスクリプト変数の定義は、明確なバインドが定義されていれば、 インスタンス変数から式へのバインドを作成します。
初期化式を持つインスタンス変数の定義は、明確なバインドが定義されていて、 さらにオブジェクトリテラルの初期化式でオーバーライドも破棄もされていなければ、 インスタンス変数から式へのバインドを作成します。 クラス定義は評価されないので、バインドの文脈を持ちません。 よって明確なバインドの無いインスタンス変数の初期化は、バインドを作成できません。 オブジェクトリテラルの構成は、その構成が明確にバインドしていれば、 インスタンス変数から式へのバインドを作成します。
className { instanceVariableName: bind expression }
変数と式の間のバインドは、変数が式の値を維持することを直感的に意味します。 具体的には、これは式が依存するものが変化したとき、変数が更新されることを意味します。
[PageInfo]
LastUpdate: 2009-07-26 17:55:56, ModifiedBy: happyhills
[Permissions]
view:all, edit:login users, delete/config:members