TestResourceManager実装サービス jp.ossc.nimbus.service.test.resource.CVSTestResourceManagerService

jp.ossc.nimbus.service.test.resource.CVSTestResourceManagerServiceは、CVSサーバからリソースを取得して提供するTestResourceManager実装サービスです。
テストリソースを複数人で開発及び管理し、一元管理されたテストリソースを使って、テストを行いたい場合などに、この実装を利用します。

テストリソースファイルをダウンロードする際に、テストリソースファイルの中にテンプレートリンクファイル(デフォルトでは拡張子".tln"のファイル)が存在する場合は、そのファイル内に指定されたテンプレートファイルとデータファイルを、テンプレートエンジンでマージして、テストリソースファイル(テンプレートリンクファイルのファイル名から拡張子".tln"を除いたファイル名になる)を生成することもできます。
テンプレートリンクファイルには、テンプレートファイルとデータファイルのファイル名を指定します。 テンプレートファイルの例:testcase.xml.tln

testcase_template.xml
data.txt
データファイルとテンプレートファイルの内容は、テンプレートエンジンの実装に依存します。

このサービスは、複合的なサービスで、以下のサービスを下位サービスとして使用します。
下位サービスインタフェース用途
jp.ossc.nimbus.service.test.TemplateEngineテンプレートファイルとデータファイルをマージしてテストリソースを生成する。

以下に簡単なサービス定義を示します。

  1. <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
  2. <!DOCTYPE server PUBLIC
  3. "-//Nimbus//DTD Nimbus 1.0//JA"
  4. "http://nimbus.sourceforge.jp/dtd/nimbus-service_1_0.dtd">
  5. <server>
  6. <manager>
  7. <!-- TestResourceManagerサービス -->
  8. <service name="TestResourceManager"
  9. code="jp.ossc.nimbus.service.test.resource.CVSTestResourceManagerService">
  10. <!-- テストリソースの配置場所ディレクトリを設定する -->
  11. <attribute name="TestResourceDirectory">./test</attribute>
  12. <!-- テンプレートファイルからテストリソースを生成するTemplateEngineサービスのサービス名を設定する -->
  13. <attribute name="TemplateEngineServiceName">#TemplateEngine</attribute>
  14. <!-- CVSサーバからチェックアウトしたファイルから、テストリソースとしては除外するファイル名を設定する -->
  15. <attribute name="ExcludeFilterRegexs">CVS</attribute>
  16. <!-- CVSサーバへの接続メソッドを設定する -->
  17. <attribute name="Method">
  18. <static-field-ref code="jp.ossc.nimbus.service.test.resource.CVSTestResourceManagerService" name="METHOD_PSERVER"/>
  19. </attribute>
  20. <!-- CVSサーバへの接続ユーザを設定する -->
  21. <attribute name="UserName">cvsuser</attribute>
  22. <!-- CVSサーバへの接続パスワードを設定する -->
  23. <attribute name="Password">sample</attribute>
  24. <!-- CVSサーバ名を設定する -->
  25. <attribute name="ServerName">cvsserver</attribute>
  26. <!-- CVSサーバ上のリポジトリパスを設定する -->
  27. <attribute name="RepositoryPath">/cvs</attribute>
  28. <!-- チェックアウト対象となるCVSサーバ上のテストリソースディレクトリのパスを設定する -->
  29. <attribute name="ModulePath">sample</attribute>
  30. <!-- チェックアウト先の宛先ディレクトリを設定する -->
  31. <attribute name="CvsCheckOutDirectory">./test/resources</attribute>
  32. <depends>TemplateEngine</depends>
  33. </service>
  34. <!-- TemplateEngineサービス -->
  35. <service name="TemplateEngine"
  36. code="jp.ossc.nimbus.service.test.resource.VelocityTemplateEngineService">
  37. <attribute name="TemplateResourceDirectory">./template</attribute>
  38. </service>
  39. </manager>
  40. </server>


テストフレームワーク/テストリソース管理