Nimbus

バグFIX、機能追加、機能改善を行いました。

1. バグFIX
(1)Nimbus AOPの不具合を修正
内部クラスを使用している一部のクラスのアスペクトコンパイルに失敗する不具合を修正した。
(2)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.MethodMetricsInterceptorServiceの不具合を修正
マルチスレッド下におけるメトリクス情報の計算の不具合を修正した。
(3)jp.ossc.nimbus.service.beancontrol.StepParamInformationの不具合を修正した。
primitive型のsetterにインジェクションできない不具合を修正
(4)jp.ossc.nimbus.service.cache.DefaultCachedReferenceの不具合を修正
デッドロックが起きる可能性がある不具合を修正した。
(5)jp.ossc.nimbus.util.CsvArrayListの不具合を修正
1カラムの中にエスケープ文字が複数出現した場合に、最後のエスケープ文字より前の文字が消える不具合を修正した。

2. 変更
(1)jp.ossc.nimbus.beans.ByteArrayEditorの機能を改善
16進表記も可能にした。
(2)jp.ossc.nimbus.beans.StringEditorの機能を改善
両端を"で囲んだ文字列は、空白のトリムをしないようにした。
(3)jp.ossc.nimbus.beans.StringArrayEditorの機能を改善
両端を"で囲んだ文字列は、空白のトリムをしないようにした。
(4)サービス定義のインジェクション機能を強化
<constructor>要素の子要素に、以下の要素が定義できるようになった。
・invoke
・static-invoke
・static-field-ref
これにより、new以外の方法でインスタンスを取得する事が可能になった。
また、<static-invoke>要素及び<static-field-ref>要素を追加した。
これにより、staticメソッド呼び出し、staticフィールドの参照などが可能になった。
(5)jp.ossc.nimbus.core.DefaultServiceLoaderServiceの機能を改善
primitive型のラッパークラスのPropertyEditorを、組み込み済みPropertyEditorに追加した。
(6)jp.ossc.nimbus.recset.RecordSetの機能を改善
継承して使うスタイル以外に、インジェクションにより使用できるようにするためにリファクタし、メソッドを追加した。
(7)BeanFlow定義のインジェクション機能を強化
<constructor>要素の子要素に、以下の要素が定義できるようになった。
・invoke
・static-invoke
・static-field-ref
これにより、new以外の方法でインスタンスを取得する事が可能になった。
また、<static-invoke>要素及び<static-field-ref>要素を追加した。
これにより、staticメソッド呼び出し、staticフィールドの参照などが可能になった。
(8)jp.ossc.nimbus.service.codemaster.CodeMasterFinderインタフェースへのメソッド追加
コードマスタを更新するメソッドを追加した。
また、それに伴い、実装クラスにもメソッド実装を追加した。
(9)jp.ossc.nimbus.service.crypt.DefaultCryptServiceのクラス名を変更した。
変更後のクラス名は、jp.ossc.nimbus.service.crypt.NullCryptService。
(10)jp.ossc.nimbus.service.crypt.FixCryptServiceをリファクタした。
固定の文字列を後ろに付けるだけの実装だったのを、任意の固定文字列を前後に付ける実装にリファクタした。
(11)jp.ossc.nimbus.service.graphパッケージをリファクタした。
既存クラスを全て削除し、新しくグラフ生成機能を追加した。
(12)jp.ossc.nimbus.service.log.LogServiceの属性を追加
ログ出力スレッドをデーモンスレッドにするかどうかを設定する属性を追加した。
(13)jp.ossc.nimbus.service.schedulerパッケージをリファクタした。
Scheduler、SchedulerFactory、Scheduleなどのインタフェースを規定し、それらの実装サービスを追加した。

3. 追加
(1)jp.ossc.nimbus.beans.DateEditorを追加した
日付文字列とjava.util.Dateオブジェクトの変換を行うPropertyEditorを追加した。
(2)jp.ossc.nimbus.servletパッケージを追加した
サーブレットとNimbusの連携を行うための機能を追加した。
(3)jp.ossc.nimbus.service.cache.TimeExpierOverflowValidatorServiceを追加した
有効時間を過ぎるとあふれるあふれ検証サービスを追加した。
(4)jp.ossc.nimbus.service.crypt.CipherCryptServiceを追加した。
J2SEのjavax.cryptoパッケージの機能を使った暗号化サービスの実装を追加した。