ネットワークブート(PXE)をOFFにする

 デフォルトの起動順序は、

  1. 仮想FD
  2. 実光学ドライブ
  3. 仮想光学ドライブ
  4. ネットワーク(PXE)
  5. ハードディスク

のようになっています。そのため、OSインストール後にネットワークをアクティブにした場合、PXEによる起動を試み、失敗するとハードディスクから起動するという処理になります。PXEを利用しない場合、起動時に待たされることになるので、最初にハードディスクが優先的に起動されるか、PXEを無効に設定を変更しておいたほうがいいでしょう。

 具体的には、起動直後にF2キーを押すとBIOSの設定画面に入れるので、そこで「Boot Sequence」を選択し、次の画面で順番を変更します。

 BIOSの設定画面に入ったら、中ほどにある「Boot Sequence」を選択します。4番目にある「Embedded NIC...」がPXEの起動順番なので、この項目を選択した状態で+キーを押し、下側に移動させます。これで起動順番が5番目になります。また、Spaceキーを押すと起動自体を無効にできます。

 ちなみに、標準でPXEが有効になっているのは、1つ目のネットワークポートのみです。両方を有効にしたい、無効にしたいなどの場合は、BIOS設定画面の「Integrated Devices」からNICの項目を選び、設定します。