[JM:03051] Re: リリース判断に関する提案

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 11月 9日 (火) 21:53:58 JST


On Tue, Nov 9, 2021 at 6:35 PM K.Shirakata <argra****@ub32*****> wrote:
>
>   白方です。まず最初にここだけ。
...

>   おそらく「何を提案しても否定される」という印象を
>   お持ちではないかと思うのですが、

常々そう思っていますが、それが本プロジェクト特有(?)
の体質であると承知し、否定されようとも提案し続ける
つもりで捉えています。言うだけの実作業はこなして
きているという自負がありますので。

>   ここは駆け引きの場ではないので、まずは考えていることを
>   全部(少なくとも大枠だけでも)さらしてみませんか?
>   議論というのはそれだけでコストが掛かるものなので、
>   認識の齟齬があるまま行うのはもったいないと思います。

駆け引きするつもりはありません。
全体をつぶさに書き記すには時間を要しますし、
各位の考えや温度差を聞き出すためには、
要所要所の問いかけや提言にならざるを得ない
と思い、そういう状況になっていると解します。

大筋はお伝えしているとおりです。
リリースの判断を、翻訳担当や一部の校正者だけ
でなく、プロジェクト管理者、それも全員を加えて
判断しましょう、という提言です。そしてその底辺に
あるのは、本プロジェクトの翻訳作業の品質維持、
向上のためという姿勢をお伝えしました。

そのやりとりの中で、翻訳担当、校正担当だけで
リリース判断していたという実状、それに対して、
品質が保たれるのかという疑問、これらは両立せず、
そこにどのような解を考えますか、という問いかけを
しました。

これだけでも、各位の解やアイデアが出てきても
よさそうに感じますが、ありますか?ありませんか?
私はここに納得できる解が見い出せないなら、
翻訳成果物をリリース直前の状態で「寸止め」
しておき、リリースしないと決めていますが、
これに対して、どう対処されますか?
解決策をどのように導き出しますか?
このこともやりとりの合間に触れていたつもりです。

仮にこれが駆け引きによる問いかけであったと
しても、適切であると考える解は導き出せるはず
と考えます。それが常々、返ってこないことが
残念でなりません。それは私の説明不足だけが
原因ではないと思います。

駆け引きのように受け止められるかもしれませんが、
質問します。私はなぜプロジェクト管理者の判断
を加えようとしたのでしょう? それもなぜ、管理者
全員としたのでしょう? お考えになりましたか?
それが品質維持、向上につながるのかどうか、
疑問に感じられませんでしたか? お考えになった
かどうかは、返信して頂いた文章の中から推察
できます。お考え頂いてはいない様子です。
どういうことなのかという質問も受け取っていません。

管理者全員でなくても良いのです。ただ別の
観点として、そもそも管理者って何をする/している
方々なんですか、という疑念があって、そこに
明確なお仕事を割り振り、常々意識して頂く
ことで、管理者の責務を果たして頂きたいと
いう目論見があります。本筋から少々はずれます。
こういった話まで含めると、かなり長くなります。

脇にそれますが、触れておきます。
プロジェクト管理者全員って、そんなのは
無理、私は時間が取れないから、やりたく
てもやれません、と、たぶん管理者全員が
思われたかもしれません。この言は、正直
聞きたくありません。「時間がとれないから」
という "言い訳" は、今後禁句と定めたい
くらい、聞き飽きています。そのようなことは
十分すぎるほど承知しています。時間が
取れない状況であっても、品質を維持し
進展させていく方策を考えましょう、と
申し上げているわけです。

本論に戻します。
管理者にリリース判断をして頂くという話
の際に、形式的であっても構わないから、
つまり翻訳の中身をつぶさに確認して
いなくても構わないから、リリース可否の
判断に加わりましょう、という内容を
説明しました。

上に続けて、
これまで触れていない内容を話します。
管理者がその際に、何をもってリリース
可否を判断するのか、それは私の頭の
中で、イメージしているのは以下の項目です。
(1) 校正依頼に対して1人以上の校正
 確認者が対応して、討議が行われた。
 (そのメールリンクの提示を受ける)
(2) その担当者がリリース要望を上げて
 きている。(メールでそれを行うとして
 そのメールリンクの提示を受ける)
上記項目に対して、時間が取れる
管理者は中身を確認して、その正当性
を自ら確認して承認を下す。時間が
取れない管理者は、上記項目の提示
を信頼して、承認を下す。

時間が取れなくても可能な作業内容
のはずです。1ヶ月後でも1年後でも
構いません。

これはリリース承認者という役どころを
新たに設けても、良いといえば良いです。
ただし任命をどうするとか、やりたい人が
出てこなければ話にならないとか、面倒
なので管理者としました。
現状管理者は5名だそうで、この5という
数値は絶妙な値です。そこそこの人数
がいて、奇数ですから多数決を取る際に
は、必ず票決します。

リリース判断を管理者がどうやって表明するのか、
これは具体的にはあまり考えていませんが、
少なくともメールでのやりとりにはならない
と思います。OSDN チケットでのやりとり
がベターと思います。それは具体的な方策
の話なのでおいおい。

必要に応じて、改めてまとめ直しますが、
なぜ管理者のリリース判断を加えるのか、
以下、思いつくまま列記します。

プロジェクトとして:
・翻訳成果物の一定の品質を、
 プロジェクト全体として評価したもので
 あることを内外に示すため。
・翻訳成果物の不備は、プロジェクト
 全体で対応協議するものであり、
 一翻訳者や一校正者に責任を
 負わせない。また矢面に立たせない。
・プロジェクト内部の問題として、
 明らかに低品質と思われる成果物、
 あるいは悪意や不適切な表現など
 が行われる場合の歯止めとするため。

プロジェクト管理者として:
・プロジェクト管理者として、管理すべき
 内容を常々自覚するため。
 (できる範囲で対応し、できない場合は
 形式的な判断で済ます)

翻訳担当者として、あるいはそれ以外の
第三者として、の理由づけがいろいろ
ありますが、端折ります。
長々失礼。まだ書き足りていませんが、
趣旨をお伝えするには、ある程度十分
かと思います。

プロジェクト管理者のリリース判断を
加えることが、翻訳品質にどのように
貢献するのか、書き疲れてきましたので
この次とさせていただきます。


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