長南洋一
cyoic****@maple*****
2014年 8月 11日 (月) 21:10:30 JST
長南です。 もううんざりなさっていることでしょう。それを思うと、こちらとしても 心苦しいのですが、推敲によって却って問題が出てきたように見える場合に、 それをそのままにしておくわけにも行きませんし ... もう二ヶ所だけです。 > .\"O If a job is submitted to a queue designated with an uppercase letter, the > .\"O job is treated as if it were submitted to batch at the time of the job. > 大文字を指定してキューに登録されたジョブは、そのジョブの実行時に、 > batch に対して登録されたものであるかのように処理される。 「そのジョブの実行時に」以下は、ずいぶんわかりやすくなったと思います。 でも、「大文字を指定してキューに登録されたジョブは」の部分は、能動態と 受動態が入り混じり、前半と後半で主語が変化して、ごたごたしてしまいました。 この designate は「表す」の意味だと思います。「大文字で表されるキューに」 と言っているだけです。日本語では、「大文字のキューに」と、designated を あえて訳さないのが、自然だと思います。 仮に、「ユーザが大文字で指定したキューに (ユーザが) 登録したジョブ」と 解したとしても、「大文字のキューに登録したジョブ」で十分意味が伝わる でしょう。そして、そのほうがすっきりしています。 > .TP 8 > .BI \-t " time" > .\"O run the job at > .\"O .IR time , > .\"O given in the format [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] > ジョブを [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] の形式で指定した日時 ( > .IR time > ) に実行する。 この書き方だと、man コマンドで表示したときに、 -t time ジョブを [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] の形式で指定した日時 ( time ) に実行する。 と、二つ目の time のまわりに空白が入ってしまいます。空白を取るには、 こんな風に書きます。 ジョブを [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] の形式で指定した日時 .RI ( time ) に実行する。 まあ、空白があろうとなかろうと、大した問題ではありませんが。 .RI とか .IR とかについては、"man 7 man" をざっと眺めておくと、 man page の手直しぐらいなら、だいたい用が足ります。詳しい説明が 必要なら、info groff。 以上でわたしのチェックは終わりです。長い間、忍耐強く相手をして くださって、ありがとうございました。 -- 長南洋一