データ送受信操作

データ送信には、sendシステムコール(sys_send関数)、sendtoシステムコール(sys_sendto関数)、sendmsgシステムコール(sys_sendmsg関数)、writeシステムコール(sock_write関数)のいずれかを利用する。どのシステムコールを利用しても実際の送信処理は全てsock_sendmsg関数が行う。sock_sendmsg関数は、ソケット操作関数テーブル(struct proto_ops)を経由し、プロトコル固有のsendmsg関数を呼び出すだけである。

データ受信には、recvシステムコール(sys_recv関数)、recvfromシステムコール(sys_recvfrom関数)、recvmsgシステムコール(sys_recvmsg関数)、writeシステムコール(sock_read関数)のいづれかを利用する。どのシステムコールを利用しても実際の受信処理は全てsock_recvmsg関数が行う。sock_recvmsg関数は、ソケット操作関数テーブル(struct proto_ops)を経由し、プロトコル固有のrecvmsg関数を呼び出すだけである。


(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST
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