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[3-08] hb-sfex:共有ディスク排他制御 (1.30-1)2010-01-22 10:00
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VIPcheckリソースエージェント

VIPcheckリソースエージェントとは、共有ディスクを使用しないHeartbeatクラスタモデルで有効なリソースエージェントです。

インターコネクトLAN切断時は、相手ノードを故障と判断し、両系でリソースを起動しようとしますが、サービスLAN側の仮想IP(VIP)を確認する機能により、クラスタの両系でリソースが起動してしまう事象を防止する事が出来ます。

VIPcheck.png

そのため共有ディスクが無く共有ディスク排他制御機能(hb-sfex)が使用できないクラスタモデルでも、インターコネクトLAN切断時のリソースの2重起動を防ぐことが可能です。

※ VIPcheckリソースエージェントは、UltraMonkey-L7プロジェクトで開発されました。

インストール

rpmパッケージからのインストール

IPv6対応の VIPcheckバージョン1.1 は、拡張リソースエージェント・プラグイン(hb-extras)に含まれるため、hb-extrasのrpmインストールを行うと、VIPcheckリソースエージェントもインストールされます。

hb-extrasのインストール方法などの詳細情報

ソースからのインストール

バージョン1.0, 1.1 共通で、以下の手順でインストールします。

  • ファイルをダウンロードし、オーナ、実行権限を変更します。
    # chown root VIPcheck
    # chgrp root VIPcheck
    # chmod 755 VIPcheck
    
  • リソースエージェント指定ディレクトリへファイルをコピーします。
    # cp -p VIPcheck /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/.
    

リリースファイル一覧を表示

cib.xmlの設定

確認する仮想IP(VIP)を、192.168.xxx.yyy とした場合、以下のように primitive を設定します。
operations については、startのみを設定し、monitor, stopは設定しません。

<primitive id="prmVIPcheck" class="ocf" type="VIPcheck" provider="heartbeat">
  <instance_attributes id="prmVIPcheck_instance_attrs">
    <attributes>
      <nvpair id="atr:VIPcheck:ex:VIPcheck:target_ip" name="target_ip" value="192.168.xxx.yyy"/>
      <nvpair id="atr:VIPcheck:ex:VIPcheck:count" name="count" value="1"/>
      <nvpair id="atr:VIPcheck:ex:VIPcheck:wait" name="wait" value="10"/>
    </attributes>
  </instance_attributes>
  <operations>
    <op id="op:VIPcheck:ex:VIPcheck:start" name="start" timeout="90s" on_fail="restart" start_delay="4s"/>
  </operations>
</primitive>

関連情報