[Linux-ha-jp] 複数の共有リソースをグループ化した際の挙動について

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Sugimura Masayuki m-sug****@pb*****
2008年 2月 27日 (水) 10:43:45 JST


杉村と申します。はじめまして。

複数の共有リソースをグループ化した際の挙動について質問があります。

2台のノードで、active/standby 構成のクラスタを構築するとします。
active系ノード(host1)で、複数のサービス(A〜Eとする)を起動させ、どれか
一つでもサービスがダウンした場合は、すべてのサービスをstandby系
ノード(host2)に移行させたいとします。また、auto failback はオフとします。

cib.xml では、

・共有リソースとして、A,B,C,D,Eの順で記述し一つのグループにまとめる。
・default-resource-stickiness は INFINITY
・default-resource-failure-stickiness は -INFINITY

としました。

2台のノードでHeartbeatを起動すると、以下のようになります。

 host1      host2
 A,B,C,D,E  -,-,-,-,-

host1で動いているサービスCを手動で強制終了させると、期待どおり
他のサービスも終了し、すべてのサービスがhost2へ移行しました。

 host1      host2
 -,-,-,-,-  A,B,C,D,E

ここで、host1のリソースCに対する failure count は 1 になっている
かと思います。これをクリアしない状態で host2をダウンさせ、failover が
発生すると、以下のようになります。

 host1      host2(down)
 A,B,-,-,-  -,-,-,-,-

host1は、

・failure count が 1になっているC及び、Cより起動順が後のD,Eが起動しない
・起動順がCより前のA,Bは起動する

という振る舞いをします。私としては、グループ化しているので
グループ内のサービスの一つでも起動できないならば、グループ内の
すべてのサービスを起動させないほうがよいのですが、設定によって
このような挙動にすることは可能でしょうか?

OS は Red Hat Enterprise Linux 5, Heartbeat は 2.1.3 を使用しています。
よろしくお願い致します。
--
Sugimura Masayuki	m-sug****@pb*****





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