LongFloat

多倍長実数クラスです。 int, LongFloat, LongMatrix, LongInterval, LongIntervalMatrix と、相互に四則演算・比較演算・代入演算が行えます。 ただし、数学的に不可能な計算(スカラーに行列を代入するなど)は行えません。

コンストラクタ

LongFloat()値は不定。
LongFloat(int x)
LongFloat(double x)
LongFloat(const LongFloat &x)
x で初期化する。
LongFloat(std::string s)文字列 s で表される値で初期化する。
例 : "123.456e-789"

メンバ関数

void setDouble(double x)値を x にする。
void setString(std::string s)値を文字列 s で表される値にする。
例 : "123.456e-789"
double getDouble()double での近似値を取得する。
double getDouble(int round)丸めの方向を指定して double での近似値を取得する。
round < 0 なら、下への丸め。
round == 0 なら、最近点への丸め。
round > 0 なら、上への丸め。
std::string getString()値を表す文字列を取得する。
std::string getInternalData()内部データを表す文字列を取得する。主にデバッグ用の関数である。

非メンバ関数

LongFloat abs(const LongFloat &x)x の絶対値を取得する。
LongFloat pow(const LongFloat &x, int n)x の n 乗を取得する。
LongFloat sqrt(const LongFloat &x)x の平方根を取得する。