減色について

コンピュータ画像において、減色または画像減色とは画像に使用される色の数を減らす処理の事で、新画像は元画像と可能な限り同等な絵を保つようにするのが通例である。Color quantization - Wikipedia
減色が必要とされた歴史的経緯については、資料室 → 減色ソフト等を参照されたい。

減色処理の過程は以下の通り

  1. カラーパレット最適化
    • 元画像の内容および使用されている色と、新画像で使用できる色の数とから、新画像で使用する色を決定する。
  2. ディザリング
    • 新画像で使用できる範囲の色で、元画像のピクセルを置き換える。
    • 単純に一番近い色に置き換えれば良いと言う訳でもない(例:誤差拡散法)。

減色のアルゴリズムには以下の物がある。Sharaku Image Manipulation Program - 減色

  • ポスタリゼーション / Posterize
  • メディアンカット / Median Cut
  • 単純二値化 / Simple Segmentation
  • 誤差拡散法 / Error Diffusion
    • Floyd&Steinberg
    • Jarvis,Judice&Ninke
  • ディザリング / Dithering

本プロジェクトで開発するプログラムでは、新画像で使用できる色が指定されるのでカラーパレット最適化プロセスは必要ない。 ディザリングについてのみ血道を上げれば良い。