[ya-knoppix-jp-devel 331] Re: dpkg-divert

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Masaharu Goto magot****@fubys*****
2003年 2月 26日 (水) 12:53:38 JST


Maxです

やっぱ手元に実物ないと難しいな(^^;

2003年 2月 26日 水曜日 05:00、Natureza さんは書きました:

元々の質問の内容をちゃんと把握してないかもしれない(汁
ちと整理しましょう。

まずこの一連のスレでボクが明らかにしたいと思っているのは、

・どうするのが一番問題ないか

ってことです。で、それに関わる事柄として、

・CD起動状態では多少トリッキーなやりかたでもかまわない
・HDインストールした状態はできるだけ綺麗にしたい

という2点があります。HDインストールすると言うことは継続して
それを使い続けるということを意味しますので、CD起動時固有のトリック
をあまり引きずらない方がいいのではないかと言うことです。

日本語入力について言えばはskkinputを使いたい方も居るでしょうし、
AtokXを仕込みたいと思う方も居るでしょう。そのときにできるだけ手数を
かけずに仕込める形態でhdinstallしたほうがいいという考えでもあります。

で、現状のAIST版にせよ、本家英語版にせよそのあたりはyakとしての
ポリシーをある程度固めてシビアに弄った方がいいと思ってます。
CD起動時の状態としてはAIST版のやり方を踏襲するのでかまわないと思い
ますが、hdinstallについては話は別。

で・・・検討を続けます。

大元の質問をもう一度。

> freewnn-jserverの起動の仕方なんですが、
> 今まではautoconfigの中で起動してます。
> 今回はinput-method-serverも、その時点で起動されます。
> でも、この方法ですと、ユーザー毎に使い分けなんてことが
> 出来ないのでは?

これはできなくはないですが、hdinstallしたあとに、ユーザでかなり手を
入れなきゃいけなくてあまりよくないと思ってます。

英語版ではhdinstallした後にautoconfigを動かさないような状態で
組み込まれますね。が、現在使っている環境では有効にしています。
これはkudzuに代わるものとしてautoconfigが使えると判断したから
なんですが、一点、デフォルトのロケールを設定している部分があり、
そこだけは改変しています。

yakでもautoconfig有効にしていたはずです。
が、autoconfigは本来ハードウェア環境の初期化をメインにするものだと
思います。よって、少なくともhdinstallされた環境でjserverを
autoconfig内で起動するのは適切ではないと思います。
/etc/rc*.d/配下に置かれた初期化スクリプトで起動するのがやはり正解
でしょう。

またクライアント側について言えばset-language-envというプログラム
はよくできています。これを実行することで日本語入力に何を使うかの
設定はユーザ毎に実行することで可能です。もちろん、set-language-env
でサポートされていないAtokXやWnnといったものも、このプログラムで
生成される

~/.xsession
~/.bashrc

の二つを変更することで設定可能です。
またどの日本語入力サーバを動かすかは、どの日本語入力を組み込み、どの
初期化スクリプトを有効にするかで利用者が調整できます(もちろん複数
のサーバを起こしておくことも可能)。

hdinstallした環境でもautoconfigの中で日本語入力サーバを動かすのは、
freewnn-jserverだけが特別いされた形で、ちょっと汚いです。

以下落ち穂広い的に・・・・

> > 日本語入力サーバの起動は/etc/init.d/以下にあるfreewnn-jserverが
> > 指定されたランレベルになったときに呼び出されているはずです。
> > いくらなんでもこの動作を替えているとは思えません。
>
>  freewnnサーバーはautoconfigで起動してます。

これはボクの勘違いでした。英語版にはもちろんfreewnn-jserverは入って
いません。hdinstall後、freewnn関係をインストールすることで、
通常のDebian的な動きをするようになります。

> yak-hdinstallでは、0.96あたりから、そのようなシーケンスにしたと思います。
> こんどのAIST版では、s10xsessionで xinitrc、そこからXsession.dの中を起動。
> その中にs31xinputというのがあって、ここでダイレクトにkinput2が起動されます。

むー。これもまずいですね。

> この i18nにも、しっかりと? kinput2が記述されてます。

これも本来は/etc/sysconfig配下はシステム全体の設定もしくはデフォルトを
記載する部分なので、システムで使用する日本語入力を一つに決め打ちする
ならばこれでもいいのでしょうが、ユーザ毎に替えられるという設定にしたい
場合はあまり好ましくないですね。i18nの処理としても、たとえば

・~/.i18nがあればそれを実行
・無ければデフォルトの設定として/etc/sysconfig/i18nを実行

というのが正しいのだろうと思います。
しかしユーザ毎のXIMクライアント関連の設定を~/.i18nでやっているディストリ
ビューションもありますが、日本語環境化したDebianではこの方式をとらない
のが一般的ではないかと、いままで弄ってきて思います。

さて・・・
hdinstallした場合にこの初期化スクリプトの流れやら、ユーザからはどう
見えるかという話し、それから~/.kde配下やらその他の設定をどうするかという
のはポリシーというかガイドラインを整理して明文化しておきませんか?>各位
とりあえず整理したたたき台を作って提出しようかと思いますが、いかがでしょう。

# ・・・時間割けないと言いつつ(藁
-- 
Masaharu "Max" Goto
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