竹田 健二
taked****@nttco*****
2013年 7月 23日 (火) 14:13:40 JST
ウー様 (Cc:中野さん) コミュニティメンバの竹田と申します。 SNMPの設定については以下のファイルに、 より詳しい内容が記載されています。 (参照にはLibre OfficeまたはOpen Officeが必要になります) http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/?category_id=1106 →「OpenSourceConference2012 Tokyo/Spring 発表資料」 また、MIBやTRAPの一覧については以下の「運用」項目に記載があります。 http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/wiki/FrontPage よろしければご覧ください。 以上、よろしくお願いいたします。 (2013/07/23 13:26), 中野 宏朗 wrote: > 中野です。 > > (2013/07/22 18:21), 吴 健羽 wrote: >> 中野様 >> >> お世話になっております。ウーです。 >> >> Ultramonkeyのsnmpについてお教え願います。 >> 公開されたWEBページで以下の情報だけあります。 >> なにかもっとも詳細な情報と設定手順があれば、お教えねがいます。 > > Ultramonkey-L7のsnmpについては、ドキュメントの6.2にあるように > l7vs.cf設定ファイルにて、[snmpagent]セクションの設定を > 行ってください。 > > UltraMonkey固有の設定はそこだけで、あとは一般的なsnmpの > 設定になります。 > お使いのsnmpソフトの設定をご覧ください。 > # 中野はsnmpには詳しくないです。。。 > > 以上です。 > >> よろしくお願いいたします。 >> >> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >> >> >> >> 8.1 snmpdの説明 >> 8.1.1 設定ファイル(snmpd.conf)の説明 >> >> master agentx <-Master agentx使用可否フラグ >> access <-全てisoツリーをアクセス可能の設定。 >> trap2sink <-トラップシンクに指定。 >> >> 8.1.2 snmpd.confのサンプルの説明 >> >> # net-snmp configuration file. >> # /etc/snmp/snmpd.conf >> >> >> master agentx # Master agentx使用可否フラグを追加する >> com2sec ultramonkey_sec default ultramonkey_com # ネットワークの範囲とコミュニティ名を定義 >> group ultramonkey_group v1 ultramonkey_sec # セキュリティ名とSNMPのセキュリティモデルをグループ名 >> >> で定義 >> group ultramonkey_group v2c ultramonkey_sec >> group ultramonkey_group usm ultramonkey_sec >> view ultramonkey included .1.3.6.1.4.1.32132.1 # SNMPで取得可能な情報の範囲を指定 >> access ultramonkey_group "" any noauth exact ultramonkey none none # 全てisoツリーをアクセ >> >> ス可能の設定。 >> trap2sink 127.0.0.1 public # トラップシンクの指定を追加する。 >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> -----Original Message----- >> From: 中野 宏朗 [mailto:nakan****@nttco*****] >> Sent: Thursday, June 27, 2013 4:06 PM >> To: 吴 健羽 >> Subject: Re: UltraMonkey-L7について >> >> 吴 様 >> >> 中野です。 >> こんにちは。 >> >> (2013/06/27 14:29), 吴 健羽 wrote: >>> 中野様 >>> >>> お世話になっております。ウーです。 >>> >>> もう一点をお教え願います。 >>> >>> 例えば、仮想サーバ(CentOS6.4)は別々にHyper-V、VMWare、KVMの上に置いて >>> >>> 1、その仮想サーバ上でLB(UktraMonkey)を立てて、応答速度の影響がありますか? >>> もし有ったら、VMソフトが違うのでVMの性能が違うと、大体どのぐらい差がありますか? >> >> ハイパーバイザの違いは調べたことがないのでわかりません。 >> 単なる勘ですが、その3つであれば大差ないのではと思っています。 >> >>> 2、もしVMソフトはあまり影響がないと、応答速度に影響するメインのポイトンとして >>> 一番重要なところはメモリとCPUですか? >> >> はい。それは仮想マシンに限らず、物理マシンであっても同様です。 >> UltraMonkey-L7 のv3系であれば、マルチスレッドプログラムなのでCPUのコア数とメモリ量が >> 多いほうがスループットが上がります。 >> >> 以前のバージョンのUltraMonkey-L7 v2系はシングルスレッドプログラムだったので、 >> v2系はCPUコア数は少なくてもクロックが高いCPUが有利でした。 >> >> あとは、ネットワークカードの帯域になります。 >> 仮想マシンだと仮想CPUと仮想メモリのほうが先にボトルネックになるとは思いますが、 >> CPUとメモリが十分に潤沢であったなら、1GbpsのNICの帯域をすべて使ってしまう可能性もあります。 >> >> 以上です。 >> >>> よろしくお願いいたします。 >>> >>> 参考: >>> [root @ LB01 /]# uname -a >>> Linux LB01 2.6.32-358.11.1.el6.x86_64 #1 SMP Wed Jun 12 03:34:52 UTC 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux) >>> >>> ================== >>> >>> >>> >>> >>> -----Original Message----- >>> From: 吴 健羽 [mailto:u.ken****@jtrus*****] >>> Sent: Thursday, June 27, 2013 10:21 AM >>> To: '中野 宏朗' >>> Subject: RE: UltraMonkey-L7について >>> >>> 中野さん >>> >>> ご返信いただき、有難うございます。 >>> >>> 勉強になりました。 >>> やっぱりNTTグループと縁があります。 >>> 昔、NTTグループで派遣社員として勤めました。 >>> OSSについてとても興味があります。 >>> >>> 有難うございます。 >>> >>> __________________ >>> >>> >>> -----Original Message----- >>> From: 中野 宏朗 [mailto:nakan****@nttco*****] >>> Sent: Thursday, June 27, 2013 10:07 AM >>> To: 吴 健羽 >>> Subject: Re: UltraMonkey-L7について >>> >>> 吴 様 >>> >>> 中野です。 >>> >>> (2013/06/26 18:30), 吴 健羽 wrote: >>>> 中野様 >>>> >>>> 早速ご返信いただき、 >>>> 大変助かりました。 >>>> こころから感謝いたします。 >>>> >>>> 例えば、 >>>> maxconn = 1024 >>>> session_thread_pool_size = 2048 >>>> >>>> 上のように設定したら、どのぐらいメモリが必要でしょうか。 >>>> >>>> 2048/32*2GB=64GBでしょうか? >>>> >>>> ご教授ほど、よろしくお願いいたします。 >>> >>> session_thread_pool_size = 2048 >>> >>> の場合は、以下になります。 >>> >>> 2048×2×10MB = 40GB >>> >>> 今、開発・試験用に使っているマシンが32GBでthread_session_pool=2000でも >>> それなりにパフォーマンスが出ているので、32GB~40GB以上あれば大丈夫だと >>> 思います。 >>> >>> # ulimit -s 5120 >>> >>> などで、スタックサイズを5MBにすれば、20GBくらいでもいけると思います。 >>> >>> maxconnは、sorryサーバを設置していないのであれば設定しなくても >>> 大丈夫です。 >>> maxconnは、設定した以上の接続がきた場合に、sorryサーバへ接続を >>> 転送するという機能です。接続数がmaxconnを下回ると、またリアルサーバに >>> 接続します。 >>> sorryサーバを設定していないと、maxconnを上回る接続が来た時は >>> 単に上回った接続が接続失敗になってしまいます。 >>> >>> session_thread_pool_size を2048に設定しているのなら、sorryサーバを >>> 設置している場合はmaxconnも2048付近に、設置していない場合は >>> maxconnを設定しないのが良いと思います。 >>> >>> 以上です。 >>> >>>> >>>>>>>>>>>>>>> >>>> >>>> >>>> -----Original Message----- >>>> From: 中野 宏朗 [mailto:nakan****@nttco*****] >>>> Sent: Wednesday, June 26, 2013 5:29 PM >>>> To: 吴 健羽 >>>> Subject: Re: UltraMonkey-L7について >>>> >>>> 吴 様 >>>> >>>> 中野です。 >>>> 初めまして。 >>>> >>>> (2013/06/26 14:56), 吴 健羽 wrote: >>>>> 中野様 >>>>> >>>>> 初めまして、ウーと申します。 >>>>> >>>>> UltraMonkey-L7について聞かせていただきます。 >>>>> Hyper-V仮想サーバ上(centos6.2)でLBをいれて動きが遅いです。 >>>>> >>>>> 今、仮想サーバメモリは2949116 kBです。 >>>>> >>>>> [root @ LB01 l7vs]# free -m >>>>> total used free shared buffers cached >>>>> Mem: 2879 2448 431 0 87 280 >>>>> -/+ buffers/cache: 2080 799 >>>>> Swap: 5071 0 5071 >>>>> >>>>> [root @ LB01 l7vs]# grep MemTotal /proc/meminfo >>>>> MemTotal: 2949116 kB >>>>> >>>>> [root @ LB01 l7vs]# grep MemFree /proc/meminfo >>>>> MemFree: 441604 kB >>>>> >>>>> UltraMonkey-L7の最低限メモリはどのぐらいでしょうか。 >>>>> なお、どのぐらいサイズが必要でしょうか。 >>>> >>>> 最低限必要なメモリは、2GByte 程度だと思います。 >>>> >>>> 1スレッドあたりのstack sizeをulimit -sコマンドで見ることが >>>> 出来ますが、CentOS6ならデフォルト値が8MBか、10MBくらい >>>> だったと思います。 >>>> >>>> UltraMonkey-L7 V3はthread_pool_sizeの2倍のスレッドを >>>> 一つのVirtualService毎に起動します。 >>>> ですので、stack sizeが10MBだとすると、メモリ1GBで >>>> 起動できるスレッド数は、1GB/(10MB*2)=51スレッド >>>> になります。 >>>> >>>> 他のアプリケーションやカーネルの必要メモリを考えると、 >>>> thread_pool_sizeがUltraMonkeyデフォルトの32の場合、2GB >>>> くらいのメモリがあった方が良いと思います。 >>>> >>>> 必要なstack sizeはどのようなプロトコルをどのような >>>> プロトコルモジュールで振り分けるかに依存しますが、 >>>> HTTPをsessionlessモジュールで振り分けるのであれば、 >>>> stack sizeが1MBや2MBでも十分だと思うので、ulimit -s >>>> コマンドを使ってstack sizeを小さくして、UltraMonkey-L7の >>>> スレッド数を増やすチューニングも可能かもしれません。 >>>> >>>>> 通信がおそいですが、 >>>>> 仮想サーバ上でネットワーク設定がなにか必要でしょうか。 >>>> >>>> 仮想サーバ上でも、ネットワーク設定ではとくに必要となるものは >>>> ありません。 >>>> 物理マシン上と同じで、メモリ量に応じてthread_pool_sizeを >>>> 増やしていけばパフォーマンスを上げることができます。 >>>> >>>> ただし、仮想マシン上でUltraMonkeyのようなロードバランサを >>>> 使う場合、ロードバランサにCPUパワーを割り当てるとリアルサーバに >>>> 割り当てるCPUパワーが減ってしまい、ロードバランサのCPUパワーを >>>> 減らすとロードバランサのパフォーマンスが悪くなるので、 >>>> ロードバランサの仮想マシンとリアルサーバの仮想マシンを >>>> 同じ物理マシン上では動かさないほうがいいかもしれません。 >>>> >>>> 少しでもご参考になれば幸いです。 >>>> >>>>> よろしくお願いいたします。 >>>>> ==== >>>>> >>>>> +--------+--------+--------+--------+--------+ >>>>> Jトラストシステム株式会社 吴 健羽 >>>>> 〒105-0001 >>>>> 東京都港区虎ノ門一丁目7番12号 >>>>> 虎ノ門ファーストガーデン11F >>>>> Tel :03-6830-0333 >>>>> Fax : 03-6830-0334 >>>>> Mail :u.ken****@jtrus***** >>>>> +--------+--------+--------+--------+--------+ >>>>> >>>>> >>>>> >>>>> >>>> >>> >> > -- -------------------------------------------------- 竹田 健二(Takeda Kenji) Mail:taked****@nttco***** --------------------------------------------------