TATEISHI Katsuyuki
tatei****@oss*****
2009年 8月 25日 (火) 09:44:14 JST
立石です。 From: Shinya TAKEBAYASHI <makot****@kanon*****> Subject: [Ultramonkey-l7-users 211] Re: [Ultramonkey-l7-develop 514] UltraMonkey-L7 2.1.3-0/SSLProxy 1.0.2-0 リリースのお知らせ Date: Tue, 25 Aug 2009 03:49:32 +0900 > 今,tar 玉でインストールを試みていたのですが, > 幾つか問題(?)がありました. > > 環境: RHEL5.3 x86_64 > 開発ツールなどはインストール済み > > > > 1. INSTALL.* に autoreconf の記述漏れ? > > 開発段階では autoreconf を実施する必要があったと記憶していますが, > リリース版の INSTALL.* には autoreconf の手順が記載されていません. 記述漏れではありません。 autoreconf -if する必要があるのは git clone でチェックアウト した開発者だけで、tar.gz の形でまとめられた配布物を使うユー ザが実行する必要はありません。 make distcheck で配布物を作成すると、autoreconf で生成した configure スクリプトを一緒に固めて tar.gz にしてくれるためで す。 なお、INSTALL.ja.utf-8 には以前のバージョンには autoconf へ の言及があったので、 ============================================================ 200 または、git でソースコードをチェックアウトするなどして configure 201 スクリプトが存在しない場合は、一度 202 # autoreconf -if 203 を実行した後、再度 204 # ./configure 205 から実行して下さい。 ============================================================ と今回記述を修正してあります。(一応記載はあります) 繰り返しますが、tar.gz の配布物を使う限り configure スクリプ トの生成は不要なので、注意事項のところに記述してあります。 (以前のバージョンの autoconf の記述箇所でもあります) INSTALL.debian はもともと記述もないのでノータッチで問題ない と判断しました。 > spec にも無いようですが,不要になったのでしょうか. RPMの作成は make distcheck で生成した tar.gz を使うので不要で す。 > 2. UID/GID,パーミッションが変 > > tar 玉を展開すると,UID / GID が 1182(buildadm?) となっています. > 展開から root で作業すれば無視できるものかと思いますが, > 一般ユーザで作業すると問題が起きる可能性があります. tar は一般ユーザで展開した場合、その展開したユーザ権限の所有 物となりますが、問題ありますか? > また,ディレクトリのパーミッションが 0777 となっているのは > 意図があるのでしょうか. root で展開すると確かに 0777になりますね・・・ 気づいてませんでした。 ビルド環境の umask は 002 で、other には書き込み権限はないの ですが、なぜこうなっているかは不明です。調べてみます。 > 3. configure で error 発生 > > configure スクリプト実行時,各ファイルを生成する段階で > > config.status: linking ././fnmatch_.h to ./fnmatch.h > config.status: error: ././fnmatch_.h: file not found > > となり,先に進めません. 私の環境では checking for working POSIX fnmatch... yes となっており、そもそも configure の最後に > config.status: linking ././fnmatch_.h to ./fnmatch.h > config.status: error: ././fnmatch_.h: file not found このような操作をconfig.statusが実行することはないですね・・・ 試しに /usr/include/fnmatch.h を別の名前に変更して(ビルドす るときに見つからないように)configure で同じようなエラーにな りました。 ============================================================ config.status: creating config.h config.status: linking /home/buildadm/ultramonkey-l7-v2/./fnmatch_.h to ./fnmatch.h config.status: error: /home/buildadm/ultramonkey-l7-v2/./fnmatch_.h: file not found ============================================================ rpm -V glibc-headers の結果がどうなるか教えてもらえますか? あと、configure したディレクトリ直下に config.log というファ イルがあるはずなので、それも欲しいです。 > 4. src.rpm からもリビルドできない > > 3. のエラーが発生し,RPM パッケージが作成できません. > ログを添付します. これは3と同様の原因だと思いますので、まずは3を解決しましょう。 -- TATEISHI Katsuyuki <tatei****@oss*****>