[ttssh2-dev 752] Re: ドキュメント: "Win32API" について

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NAGATA Shinya maya.****@gmail*****
2023年 9月 27日 (水) 00:02:26 JST


永田です。

(1) 文章の扱う範囲
> 「Win32API」
> Win32API に関するメモ

というタイトルから、この文章は「Tera Term における INI ファイル
読み書きの動作」を解説する文章ではなく、「Win32 API の INI ファイル
読み書きの動作」を解説する文章のように感じまました。
また、文章には NT3, 2000 が出て来るので、文章の範囲は「おおよそ
すべての Windows」を網羅する意図も感じました。
そうなると主語が大きくなってきますが、それは悪いことではなく
有用性の高い情報を発信するのは良いことだと思います。

> Unicode版のiniファイルが使えるのはあまり知られていないと思います。
> サポートがいつから始まっているのかもよくわかりません。
> Windows10,11に関してはTera Termからうまく利用できていると思います。

一方このメールの説明からは、暗黙的に「筆者のわかる範囲、あるいは
Tera Term 5 において主に関係のある部分」を範囲としていることを
感じました。

このようなことから、この文章が「大きい主語」を目指しているのか、
それとも限定した記述を目指しているのか、方向性にまとまりがない
と感じました。

(2)
最近の Windows (10,11) の動作の説明の一部に 9x系を除外する記述が
あることに矛盾を感じました。
また、その一部以外の記述が 9x系 で有効なのか、無効なのか、未検証で
わからないのか、はっきりしないと感じました。

(3)
Wide文字版 API のことを Unicode API と言うこともあるので、文章中の
「Unicode 対応」や「Unicode 対応版 WritePrivateProfileStringW()等」が
「Wide文字版 API」のことなのか「ファイルの文字コードにあわせた
自動変換に対応している (バージョンの Windows の) ANSI版 または
Wide文字版 API」なのかわかりづらく感じました。

そこで、API の動作を検証(添付ファイルを参照)したうえで、
記述を整理しました。(r10948)

-- 
TeraTerm Project https://ttssh2.osdn.jp/
NAGATA Shinya <maya.****@gmail*****>
-------------- next part --------------
テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: result.md
型:         application/octet-stream
サイズ:     2726 バイト
説明:       無し
URL:        <https://lists.osdn.me/mailman/archives/ttssh2-dev/attachments/20230927/5a948ebb/attachment.obj>


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