Takuro Ashie
ashie****@homa*****
2006年 5月 2日 (火) 11:09:46 JST
足永です。 詳細な御報告ありがとうございます。 状況から見てXIM回りの問題だとは思いますが、こちらで再現できていないため 直せるかどうか今のところ自身がありません。また親指シフト回りの問題は操作 が特殊過ぎて、うまくSCIMプロジェクトの方に理解してもらえる自身もありません。 せっかく詳しい御報告を頂いたのに申し訳ありません。 回避方法としては、SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk という環境変数を追加して、 OpenOffice.orgをGtk+で動かす方法があると思います。 On Tue, 02 May 2006 01:08:32 +0900 Noriyoshi TANAKA <tanak****@abeam*****> wrote: > scim-1.4.4 > skim-1.4.4 > scim-anthy-1.0.0 > anthy-7500b > を利用しています。 > > 主要な環境は > Linux-2.6.16.9 > glibc-2.3.5 > gcc-3.4.5 > Xorg-6.9.0 > QT-3.3.4 > KDE-3.5.2 > glib-2.10.2 > gtk+-2.8.17 > です。 > > 左親指シフトは「無変換」、右親指シフトは「変換」に割り当てています。 > > OpenOffice-2.0.2で、変換後の最初の入力が同時打鍵の場合、妙な現象が生じます。 > > 例えば、「利害関係を持った」という文字列を入力するとします。 > まず「りがいかんけいを」まで入力してスペースを押し、変換します。 > 当然、「利害関係を」と表示されます。 > ここで「も」(左親指+G)を入力すると、「利害関係をも害関係を」となります。 > 「も害関係を」に未確定であることを示す下線がつき、「害」は白黒反転状態です。 > ただ、「害関係を」の部分を変更することはできません。 > > 入力を継続すると、未確定文字列が「もった害関係を」となります。 > > ここでスペースを押すと、「持った害関係を」になります。 > しかし、確定させると「害関係を持った」になってしまいます。 > つまり、最終的に「利害関係を害関係を持った」となってしまうのです。 > > 「もった害関係を」の段階で、スペースを押さず、リターンで確定すると、 > 「もった害関係を」と確定します。 > 今度は「利害関係をもった害関係を」となります。 > > この現象は、変換をリターンで確定させれば生じません。 > つまり「りがいかんけいを」、スペース、リターン、「もった」という順に入力 > すれば発生しない、ということです。 > > また、私は通常 > export XMODIFIERS=@im=SCIM > export GTK_IM_MODULE=scim > export QT_IM_MODULE=scim > としていますが、この環境だと、Firefox、Tunderbirdで上記の症状は発生しま > せん。 > > これを > export XMODIFIERS=@im=SCIM > export GTK_IM_MODULE=xim > export QT_IM_MODULE=xim > とすると、Firefox、Thunderbirdでも類似の症状が発生します。 > 類似であって、同一ではありません。 > 未確定文字列の最後尾にゴミがつく症状は発生しますが、確定させるとゴミが消 > えます。 > > 以上が再現可能な症状です。 > _______________________________________________ > Scim-imengine-dev mailing list > Scim-****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/scim-imengine-dev