[Rumble-jp-dev] ワークフローシステム構想7(データ構造)

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Naoki Kurosawa naoki_kuros****@ybb*****
2003年 12月 20日 (土) 10:44:35 JST


黒澤です。

ワークフローシステム構想その7

・プロセスと外部(クライアントなど)とのインターフェース
・プロセス内のアクティビティ間でのインターフェース
となるデータ構造についてです。

「ワークフローシステム構想2(登場人物)」で、
プロセスには属性と変数があると述べました。

■属性と変数に分けた訳
属性、変数どちらも、
プロセスの外部(クライアントなど)から読み書きでき、
プロセスの内部(アクティビティ)から読み書きできます。
では、1つにまとめてしまえばよいと思うかもしれません。

属性の用途としては、
・あるリーグを処理しているプロセスはどれか?
・あるプロセスの子プロセスはどれか?
といった具合に、プロセスの問い合わせの際の条件として用いることを想定
しています。

主にワークフローエンジンによってアクセスされることになります。

また、上記のような問い合わせは複雑な条件になるかもしれないので、
簡易的な問い合わせ言語のようなものを作る必要があるかもしれません。

これらのことから、属性のデータ型は単純なものにしておく必要がありそうです。

一方で変数は、
・シーズンがバトルプロセス群を生成
・すべてのバトルが終了するのを待つ
といったフローを記述するには、
プロセスIDのコレクション(配列なりリストなり)というデータ型が
必要になります。
といった具合で、ある程度複雑なデータ型をサポートしなくてはなりません。

これらのような、用途とデータ型の違いから、
属性と変数というように分けました。

しかし、
・変数のデータ型をあまり複雑になり過ぎないようにする
・問い合わせ言語がある程度複雑なデータ型をサポートする
  (コレクション・配列のサポート程度)
ことで、変数に一本化できるかもしれません。

要はやりたいこと(大会システムの記述)ができればいいわけですから、
大会システムがどのように記述されるかを考えてみて、
それほど複雑なデータ構造が必要でなかった場合は変数に一本化しようと
思います。
ということで、しばらくは変数のみで考えて見ることにします。

-- 
Naoki Kurosawa <naoki_kuros****@ybb*****>
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