pytho****@googl*****
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2011年 3月 13日 (日) 02:40:42 JST
Revision: b86ea50298 Author: INADA Naoki <inada****@klab*****> Date: Sat Mar 12 09:38:53 2011 Log: 2.6.6: library/_winreg.rst http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=b86ea50298 Modified: /library/_winreg.rst ======================================= --- /library/_winreg.rst Mon Nov 22 09:06:06 2010 +++ /library/_winreg.rst Sat Mar 12 09:38:53 2011 @@ -13,40 +13,45 @@ .. versionadded:: 2.0 -これらの関数は Windows レジストリ API を Python で使えるようにします。プロ グラマがレジストリハンドルのクローズを失念した場合でも、確実に -ハンドルがクローズされるようにするために、整数値をレジストリハンドルとして 使う代わりにハンドルオブジェクトが使われます。 - -このモジュールは Windows レジストリ操作のための非常に低レベルのインタフェー スを使えるようにします; 将来、より高レベルのレジストリ API -インタフェースを提供するような、新たな ``winreg`` モジュールが作られるよう 期待します。 +これらの関数は Windows レジストリ API を Python から使えるようにします。 +プログラマがレジストリハンドルのクローズを失念した場合でも、確実にハンドル が +クローズされるようにするために、整数値をレジストリハンドルとして使う代わり に +:ref:`ハンドルオブジェクト <handle-object>` が使われます。 このモジュールでは以下の関数を提供します: .. function:: CloseKey(hkey) - 以前開かれたレジストリキーを閉じます。 *hkey* 引数には以前開かれたレジス トリキーを特定します。 - - このメソッドを使って (または :meth:`handle.Close` によって) *hkey* が閉 じられなかった場合、Python が *hkey* - オブジェクトを破壊する際に閉じられるので注意してください。 + 以前開かれたレジストリキーを閉じます。 *hkey* 引数には以前開かれた + レジストリキーを特定します。 + + .. note:: + このメソッドを使って (または :meth:`handle.Close` によって) *hkey* が + 閉じられなかった場合、Python が *hkey* オブジェクトを破壊する際に閉じ られます。 .. function:: ConnectRegistry(computer_name, key) - 他の計算機上にある既定のレジストリハンドル接続を確立し、 :dfn:`ハンドル オブジェクト (handle object)` を返します。 - - *computer_name* はリモートコンピュータの名前で、 ``r"\\computername"`` の形式をとります。 ``None`` - の場合、ローカルの計算機が使われます。 + 他の計算機上にある既定のレジストリハンドル接続を確立し、 + :ref:`ハンドルオブジェクト <handle-object>` を返します。 + + *computer_name* はリモートコンピュータの名前で、 ``r"\\computername"`` + の形式をとります。 ``None`` の場合、ローカルの計算機が使われます。 *key* は接続したい既定のハンドルです。 - 戻り値は開かれたキーのハンドルです。関数が失敗した場 合、 :exc:`WindowsError` 例外が送出されます。 + 戻り値は開かれたキーのハンドルです。関数が失敗した場 合、 :exc:`WindowsError` + 例外が送出されます。 .. function:: CreateKey(key, sub_key) - 特定のキーを生成するか開き、 :dfn:`ハンドルオブジェクト` を返します。 - - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + 特定のキーを生成するか開き、 :ref:`ハンドルオブジェクト <handle-object>` + を返します。 + + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *sub_key* はこのメソッドが開く、または新規作成するキーの名前です。 @@ -62,7 +67,8 @@ 特定のキーを削除します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *sub_key* は文字列で、 *key* パラメタによって特定されたキーのサブキーで なければなりません。この値は ``None`` で あってはならず、キーはサブキーを持っていてはなりません。 @@ -77,7 +83,8 @@ レジストリキーから指定された名前つきの値を削除します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで なければなりません。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *value* は削除したい値を指定するための文字列です。 @@ -86,7 +93,8 @@ 開かれているレジストリキーのサブキーを列挙し、文字列で返します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで なければなりません。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *index* は整数値で、取得するキーのインデクスを特定します。 @@ -98,7 +106,8 @@ 開かれているレジストリキーの値を列挙し、タプルで返します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで なければなりません。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *index* は整数値で、取得する値のインデクスを特定します。 @@ -114,13 +123,15 @@ +-------+-----------------------------------------------------------------------------------+ | ``1`` | 値のデータを保持するためのオブジェクトで、その型は背後のレジス トリ型に依存します | +-------+-----------------------------------------------------------------------------------+ - | ``2`` | 値のデータ型を特定する整数で す | + | ``2`` | 値のデータ型を特定する整数です (:meth:`SetValueEx` のドキュメ ント内のテーブルを | + | | 参照してくださ い。 | +-------+-----------------------------------------------------------------------------------+ .. function:: ExpandEnvironmentStrings(unicode) - const:`REG_EXPAND_SZ` のような、%NAME% を環境変数で置き換えます。 :: + :const:`REG_EXPAND_SZ` のように、環境変数プレースホルダ ``%NAME%`` を + Unicode 文字列で展開します。 :: >>> ExpandEnvironmentStrings(u"%windir%") u"C:\\Windows" @@ -132,50 +143,60 @@ キーのすべての属性をレジストリに書き込みます。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで なければなりません。 - - キーを変更するために :func:`RegFlushKey` を呼ぶ必要はありません。レジス トリの変更は怠惰なフラッシュ機構 (lazy flusher) を使って - フラッシュされます。また、システムの遮断時にもディスクにフラッシュされま す。 :func:`CloseKey` と違って、 :func:`FlushKey` - メソッドはレジストリに全てのデータを書き終えたときにのみ返ります。アプリ ケーションは、レジストリへの変更を絶対に確実にディスク上に - 反映させる必要がある場合にのみ、 :func:`FlushKey` を呼ぶべきです。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 + + キーを変更するために :func:`RegFlushKey` を呼ぶ必要はありません。 + レジストリの変更は怠惰なフラッシュ機構 (lazy flusher) を使ってフラッシュ + されます。また、システムの遮断時にもディスクにフラッシュされます。 + :func:`CloseKey` と違って、 :func:`FlushKey` メソッドはレジストリに全て の + データを書き終えたときにのみ返ります。アプリケーションは、レジストリへの + 変更を絶対に確実にディスク上に反映させる必要がある場合にのみ、 + :func:`FlushKey` を呼ぶべきです。 .. note:: - :func:`FlushKey` を呼び出す必要があるかどうか分からない場合、おそらく その必要はありません。 + :func:`FlushKey` を呼び出す必要があるかどうか分からない場合、 + おそらくその必要はありません。 .. function:: LoadKey(key, sub_key, file_name) 指定されたキーの下にサブキーを生成し、サブキーに指定されたファイルのレジ ストリ情報を記録します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* は :func:`ConnectRegistry` が返したハンドルか、定 数 :const:`HKEY_USERS` と + :const:`HKEY_LOCAL_MACHINE` のどちらかです。 *sub_key* は記録先のサブキーを指定する文字列です。 *file_name* はレジストリデータを読み出すためのファイル名です。このファイ ルは :func:`SaveKey` 関数で生成されたファイルでなくては なりません。ファイル割り当てテーブル (FAT) ファイルシステム下では、ファ イル名は拡張子を持っていてはなりません。 - この関数を呼び出しているプロセスが :const:`SE_RESTORE_PRIVILEGE` 特権を 持たない場合には LoadKey() は失敗します。 - この特権はファイル許可とは違うので注意してください - 詳細は Win32 ドキュ メンテーションを参照してください。 + この関数を呼び出しているプロセスが :const:`SE_RESTORE_PRIVILEGE` 特権を + 持たない場合には :func:`LoadKey` は失敗します。 + この特権はファイル許可とは違うので注意してください - 詳細は `RegLoadKey documentation + <http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms724889%28v=VS.85%29.aspx>`_ + を参照してください。 *key* が :func:`ConnectRegistry` によって返されたハンドルの場合、 *fileName* に指定されたパスは遠隔計算機に対する相対パス名になります。 - Win32 ドキュメンテーションでは、 *key* は :const:`HKEY_USER` また は :const:`HKEY_LOCAL_MACHINE` - ツリー内になければならないとされています。これは正しいかもしれないし、そ うでないかもしれません。 - - -.. function:: OpenKey(key, sub_key[, res=0][, sam=KEY_READ]) - - 指定されたキーを開き、 :dfn:`handle object` を返します。 - - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + +.. function:: OpenKey(key, sub_key[, res[, sam]]) + + 指定されたキーを開き、 :ref:`ハンドルオブジェクト <handle-object>` を返 します。 + + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *sub_key* は開きたいサブキーを特定する文字列です。 *res* 予約されている整数値で、ゼロでなくてはなりません。標準の値はゼロで す。 - *sam* は必要なキーへのセキュリティアクセスを記述する、アクセスマスクを指 定する整数です。標準の値は :const:`KEY_READ` です。 + *sam* は必要なキーへのセキュリティアクセスを記述する、アクセスマスクを + 指定する整数です。標準の値は :const:`KEY_READ` です。 + その他の利用できる値については :ref:`アクセス権限 <access-rights>` + を参照してください。 指定されたキーへの新しいハンドルが返されます。 @@ -184,14 +205,16 @@ .. function:: OpenKeyEx() - :func:`OpenKeyEx` の機能は :func:`OpenKey` を標準の引数で使うことで提供 されています。 + :func:`OpenKeyEx` の機能は :func:`OpenKey` を標準の引数で使うことで + 提供されています。 .. function:: QueryInfoKey(key) キーに関数情報をタプルとして返します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 結果は以下の 3 要素からなるタプルです: @@ -211,7 +234,8 @@ キーに対する、名前付けられていない値を文字列で取得します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *sub_key* は値が関連付けられているサブキーの名前を保持する文字列です。こ の引数が ``None`` または空文字列の場合、この関数は *key* で特定されるキーに対して :func:`SetValue` メソッドで設定された値を取得し ます。 @@ -226,34 +250,40 @@ 開かれたレジストリキーに関連付けられている、指定した名前の値に対して、型 およびデータを取得します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *value_name* は要求する値を指定する文字列です。 結果は 2 つの要素からなるタプルです: - +------------+----------------------------------+ - | インデクス | 意味 | - +============+==================================+ - | ``0`` | レジストリ要素の名前。 | - +------------+----------------------------------+ - | ``1`` | この値のレジストリ型を表す整数。 | - +------------+----------------------------------+ + +------------+---------------------------------------------------------------------+ + | インデクス | 意 味 | + +============+=====================================================================+ + | ``0`` | レジストリ要素の名 前。 | + +------------+---------------------------------------------------------------------+ + | ``1`` | この値のレジストリ型を表す整 数。 | + | | (:meth:`SetValueEx` のドキュメント内のテーブルを参照して ください。) | | + +------------+---------------------------------------------------------------------+ .. function:: SaveKey(key, file_name) 指定されたキーと、そのサブキー全てを指定したファイルに保存します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *file_name* はレジストリデータを保存するファイルの名前です、このファイル はすでに存在していてはいけません。このファイル名が - 拡張子を含んでいる場合、 :meth:`LoadKey` 、 :meth:`ReplaceKey` また は :meth:`RestoreKey` - メソッドは、ファイル割り当てテーブル (FAT) 型ファイルシステムを使うこと ができません。 + 拡張子を含んでいる場合、 :meth:`LoadKey` メソッドは、FAT ファイルシステ ムを + 使うことができません。 *key* が遠隔の計算機上にあるキーを表す場合、 *file_name* で記述されてい るパスは遠隔の計算機に対して相対的なパスになります。 このメソッドの呼び出し側は :const:`SeBackupPrivilege` セキュリティ特権 を保有していなければなりません。この特権は - ファイルパーミッションとは異なります - 詳細は Win32 ドキュメンテーショ ンを参照してください。 + ファイルパーミッションとは異なります - 詳細は + `Conflicts Between User Rights and Permissions documentation + <http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms724878%28v=VS.85%29.aspx>`__ + を参照してください。 この関数は *security_attributes* を NULL にして API に渡します。 @@ -262,7 +292,8 @@ 値を指定したキーに関連付けます。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *sub_key* は値が関連付けられているサブキーの名前を表す文字列です。 @@ -283,36 +314,13 @@ 開かれたレジストリキーの値フィールドにデータを記録します。 - *key* はすでに開かれたキーか、既定の :const:`HKEY_\*` 定数のうちの一つで す。 + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 *value_name* は値が関連付けられているサブキーの名前を表す文字列です。 - *type* はデータの型を指定する整数です。値はこのモジュールで定義されてい る以下の定数のうちの一つでなければなりません: - - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | 定数 | 意 味 | - +==================================+================================================================================+ - | :const:`REG_BINARY` | 何らかの形式のバイナリデー タ。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_DWORD` | 32 ビットの 数。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_DWORD_LITTLE_ENDIAN` | 32 ビットのリトルエンディアン形式の 数。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_DWORD_BIG_ENDIAN` | 32 ビットのビッグエンディアン形式の 数。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_EXPAND_SZ` | 環境変数を参照している、ヌル文字で 終端された文字列。 (``%PATH%``)。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_LINK` | Unicode のシンボリックリン ク。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_MULTI_SZ` | ヌル文字で終端された文字列からな り、二つのヌル文字で終端されている配列 (Python | - | | はこの終端の処理を自動的に行います )。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_NONE` | 定義されていない値の形 式。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_RESOURCE_LIST` | デバイスドライバリソースのリス ト。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ - | :const:`REG_SZ` | ヌルで終端された文字 列。 | - +----------------------------------+--------------------------------------------------------------------------------+ + *type* はデータの型を指定する整数です。 利用できる型については + :ref:`値の型 <value-types>` を参照してください。 *reserved* は何もしません - API には常にゼロが渡されます。 @@ -321,12 +329,325 @@ このメソッドではまた、指定されたキーに対して、さらに別の値や型情報を設定 することができます。 *key* 引数で指定されたキーは :const:`KEY_SET_VALUE` アクセスで開かれていなければなりません。 - キーを開くには、 :func:`CreateKeyEx` または :func:`OpenKey` メソッドを 使ってください。 + キーを開くには、 :func:`CreateKey` または :func:`OpenKey` メソッドを使 ってください。 値の長さは利用可能なメモリによって制限されます。(2048 バイト以上の) 長い 値はファイルに保存して、そのファイル名を設定レジストリに保存 するべきです。そうすればレジストリを効率的に動作させる役に立ちます。 +.. function:: DisableReflectionKey(key) + + .. Disables registry reflection for 32-bit processes running on a 64-bit + operating system. + + 64ビット OS上で動作している 32bit プロセスに対するレジストリリフレクショ ンを + 無効にします。 + + .. *key* is an already open key, or one of the predefined + :ref:`HKEY_* constants <hkey-constants>`. + + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 + + .. Will generally raise :exc:`NotImplemented` if executed on a 32-bit + operating system. + + 32bit OS上では一般的に :exc:`NotImplemented` 例外を発生させます。 + + .. If the key is not on the reflection list, the function succeeds but has no + effect. Disabling reflection for a key does not affect reflection of any + subkeys. + + key がリフレクションリストに無い場合は、この関数は成功しますが効果は + ありません。あるキーのリフレクションを無効にしても、その全てのサブキーの + リフレクションには影響しません。 + +.. function:: EnableReflectionKey(key) + + .. Restores registry reflection for the specified disabled key. + + 指定された、リフレクションが無効にされたキーのリフレクションを + 再び有効にします。 + + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 + + 32bit OS上では一般的に :exc:`NotImplemented` 例外を発生させます。 + + あるキーのリフレクションを再開しても、その全てのサブキーには影響しませ ん。 + + +.. function:: QueryReflectionKey(key) + + .. Determines the reflection state for the specified key. + + 指定されたキーのリフレクション状態を確認します。 + + .. *key* is an already open key, or one of the predefined + :ref:`HKEY_* constants <hkey-constants>`. + + *key* はすでに開かれたキーか、既定の :ref:`HKEY_* 定数 <hkey-constants>` + のうちの一つです。 + + .. Returns ``True`` if reflection is disabled. + + リフレクションが無効になっている場合、 ``True`` を返します。 + + .. Will generally raise :exc:`NotImplemented` if executed on a 32-bit + operating system. + + 32bit OS上では一般的に :exc:`NotImplemented` 例外を発生させます。 + +.. _constants: + +定数 +------------------ + +.. The following constants are defined for use in many :mod:`_winreg` functions. + +:mod:`_winreg` の多くの関数で利用するために以下の定数が定義されています。 + +.. _hkey-constants: + +HKEY_* 定数 ++++++++++++++ + +.. data:: HKEY_CLASSES_ROOT + + .. Registry entries subordinate to this key define types (or classes) of + documents and the properties associated with those types. Shell and + COM applications use the information stored under this key. + + このキー以下のレジストリエントリは、ドキュメントのタイプ(またはクラス )や、 + それに関連付けられたプロパティを定義しています。 + シェルと COM アプリケーションがこの情報を利用します。 + +.. data:: HKEY_CURRENT_USER + + .. Registry entries subordinate to this key define the preferences of + the current user. These preferences include the settings of + environment variables, data about program groups, colors, printers, + network connections, and application preferences. + + このキー以下のレジストリエントリは、現在のユーザーの設定を定義します。 + この設定には、環境変数、プログラムグループに関するデータ、カラー、 + プリンター、ネットワーク接続、アプリケーション設定などが含まれます。 + +.. data:: HKEY_LOCAL_MACHINE + + .. Registry entries subordinate to this key define the physical state + of the computer, including data about the bus type, system memory, + and installed hardware and software. + + このキー以下のレジストリエントリは、コンピュータの物理的な状態を定義しま す。 + これには、バスタイプ、システムメモリ、インストールされているソフトウェア や + ハードウェアが含まれます。 + +.. data:: HKEY_USERS + + .. Registry entries subordinate to this key define the default user + configuration for new users on the local computer and the user + configuration for the current user. + + このキー以下のレジストリエントリは、ローカルコンピュータの新規ユーザーの + ためのデフォルト設定や、現在のユーザーの設定を定義しています。 + +.. data:: HKEY_PERFORMANCE_DATA + + .. Registry entries subordinate to this key allow you to access + performance data. The data is not actually stored in the registry; + the registry functions cause the system to collect the data from + its source. + + このキー以下のレジストリエントリは、パフォーマンスデータへのアクセスを + 可能にしています。実際にはデータはレジストリには格納されていません。 + レジストリ関数がシステムにソースからデータを集めさせます。 + + +.. data:: HKEY_CURRENT_CONFIG + + .. Contains information about the current hardware profile of the + local computer system. + + ローカルコンピュータシステムの現在のハードウェアプロファイルに + 関する情報を含みます。 + +.. data:: HKEY_DYN_DATA + + ..This key is not used in versions of Windows after 98. + + このキーは Windows の 98 以降のバージョンでは利用されていません。 + +.. _access-rights: + +アクセス権限 ++++++++++++++ + +より詳しい情報については、 `Registry Key Security and Access +<http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms724878%28v=VS.85%29.aspx>`__ +を参照してください。 + +.. data:: KEY_ALL_ACCESS + + .. Combines the STANDARD_RIGHTS_REQUIRED, :const:`KEY_QUERY_VALUE`, + :const:`KEY_SET_VALUE`, :const:`KEY_CREATE_SUB_KEY`, + :const:`KEY_ENUMERATE_SUB_KEYS`, :const:`KEY_NOTIFY`, + and :const:`KEY_CREATE_LINK` access rights. + + STANDARD_RIGHTS_REQUIRED (:const:`KEY_QUERY_VALUE`, + :const:`KEY_SET_VALUE`, :const:`KEY_CREATE_SUB_KEY`, + :const:`KEY_ENUMERATE_SUB_KEYS`, :const:`KEY_NOTIFY`, + :const:`KEY_CREATE_LINK`) アクセス権限の組み合わせ。 + + +.. data:: KEY_WRITE + + STANDARD_RIGHTS_WRITE (:const:`KEY_SET_VALUE`, + :const:`KEY_CREATE_SUB_KEY`) アクセス権限の組み合わせ。 + +.. data:: KEY_READ + + STANDARD_RIGHTS_READ (:const:`KEY_QUERY_VALUE`, + :const:`KEY_ENUMERATE_SUB_KEYS`, :const:`KEY_NOTIFY`) + アクセス権限の組み合わせ。 + +.. data:: KEY_EXECUTE + + :const:`KEY_READ` と同じ + +.. data:: KEY_QUERY_VALUE + + .. Required to query the values of a registry key. + + レジストリキーの値を問い合わせるのに必要 + +.. data:: KEY_SET_VALUE + + .. Required to create, delete, or set a registry value. + + レジストリの値を作成、削除、設定するのに必要 + +.. data:: KEY_CREATE_SUB_KEY + + .. Required to create a subkey of a registry key. + + レジストリキーのサブキーを作るのに必要 + +.. data:: KEY_ENUMERATE_SUB_KEYS + + .. Required to enumerate the subkeys of a registry key. + + レジストリキーのサブキーを列挙するのに必要 + +.. data:: KEY_NOTIFY + + .. Required to request change notifications for a registry key or for + subkeys of a registry key. + + レジストリキーやそのサブキーに対する変更通知を要求するのに必要 + +.. data:: KEY_CREATE_LINK + + .. Reserved for system use. + + システムでの利用のために予約されている + + +.. _64-bit-access-rights: + +64-bit 特有のアクセス権 +************************ + +より詳しい情報については、 `Accesing an Alternate Registry View +<http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa384129(v=VS.85).aspx>`__ +を参照してください。 + +.. data:: KEY_WOW64_64KEY + + .. Indicates that an application on 64-bit Windows should operate on + the 64-bit registry view. + + 64 bit Windows 上のアプリケーションが、 64 bit のレジストリビュー上で + 操作する事を示します。 + +.. data:: KEY_WOW64_32KEY + + .. Indicates that an application on 64-bit Windows should operate on + the 32-bit registry view. + + 64 bit Windows 上のアプリケーションが、 32 bit のレジストリビュー上で + 操作する事を示します。 + + +.. _value-types: + +値の型 ++++++++++++ + +For more information, see `Registry Value Types +<http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms724884%28v=VS.85%29.aspx>`__. + +.. data:: REG_BINARY + + 何らかの形式のバイナリデータ + +.. data:: REG_DWORD + + 32 ビットの数 + +.. data:: REG_DWORD_LITTLE_ENDIAN + + 32 ビットのリトルエンディアン形式の数。 + +.. data:: REG_DWORD_BIG_ENDIAN + + 32 ビットのビッグエンディアン形式の数。 + +.. data:: REG_EXPAND_SZ + + 環境変数を参照している、ヌル文字で終端された文字列。 (``%PATH%``)。 + +.. data:: REG_LINK + + Unicode のシンボリックリンク。 + +.. data:: REG_MULTI_SZ + + .. A sequence of null-terminated strings, terminated by two null characters. + (Python handles this termination automatically.) + + ヌル文字で終端された文字列からなり、二つのヌル文字で終端されている配列 (Python + はこの終端の処理を自動的に行います)。 + +.. data:: REG_NONE + + .. No defined value type. + + 定義されていない値の形式。 + +.. data:: REG_RESOURCE_LIST + + .. A device-driver resource list. + + デバイスドライバリソースのリスト。 + +.. data:: REG_FULL_RESOURCE_DESCRIPTOR + + .. A hardware setting. + + ハードウェアセッティング + +.. data:: REG_RESOURCE_REQUIREMENTS_LIST + + .. A hardware resource list. + + ハードウェアリソースリスト + +.. data:: REG_SZ + + ヌル文字で終端された文字列。 + + .. _handle-object: レジストリハンドルオブジェクト