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GtkHash チェックサム

メッセージダイジェストあるいはチェックサムを計算するための GTK+ ユーティリティです。現在 MD5、SHA1、SHA256、SHA512、RIPEMD、HAVAL、TIGER、WHIRLPOOL を含む様々なハッシュ関数をサポートしています。

lupu-525.iso のようなソフトをダウンロードした場合に、ファイルを完全な形で受けとることができたのかを知っておくことは重要です。1バイト変わってしまっただけでそのソフトは動かないかもしれません。

持っているものがソフトの正確なコピーなのかをどうやって知るのでしょう？ ここで GtkHash の登場です。

開発者が彼らのソフトをリリースする時にはたいていチェックサムを含めておきます。チェックサムとは、ファイルを CRC すなわち巡回冗長検査（Cyclic Redundancy Check）にかけた結果を表わしている固有番号のことです。1バイトでも変更されればチェックサムも変化します。

試してみましょう。GtkHash を起動してください。 調べたいファイルを読み込むため「ファイル」ボタンをクリックし、lupu-525.iso を選んでから「ハッシュ」ボタンを押してください。 MD5 と書かれている箇所に結果が出るはずです：b6658ab75cd5d48f358f0ee31b06b934 開発者が提供しているものと異なる番号になっていたら、コピーに失敗しているか、同じバージョンの別のビルドが手元にあるということになります。

インストールしているソフトで問題を抱えているのであれば、これが最初にチェックする箇所の1つになるはずです。

コンピュータと親しんだ30年以上の間に、1回だけダウンロードに失敗したことがありました。しばしば起こるようなものではありません。それでも時には、特に接続環境がよくない場合には起こります。