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peerc****@lists***** peerc****@lists*****
2003年 5月 30日 (金) 01:16:43 JST


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MODE = Modify
REMOTE_ADDR = 61.127.79.43
REMOTE_HOST = 
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FileSource
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*file://による放送

 既にエンコードされたファイルをストリームとして放送するには、
'''file://'''による方法が非常に簡単です。

''放送時にストリーマが必要ない''

 これが一番の、そして唯一の特徴です。

- ストリーマとは、oddcastやicesのような、ファイルなどのソースをストリームに変換するものです。
- 通常の放送では、ストリーマからPeerCastへストリームを渡す必要があります。PeerCastは渡されたストリームを配信できる状態にします。
- 多くのストリーマは、Windowsであればwaveフォーマットのような「生」の状態で渡されたデータを、何らかのフォーマット(MP3、OGG等)へリアルタイムにエンコードしてからPeerCastに渡します。
- '''file://'''による放送にはストリーマが必要ありません。エンコードされたファイルを事前に用意するだけです。
-- この特徴、つまりリアルタイムエンコードが無いために、この方法はマシンへの負荷が非常に低くなります。通常通りPeerCastを動作させている負荷に、ファイルを読み込んで少しだけそのデータをいじるという、エンコードとは比べ物にならないほど低い負荷しかかかりません。
-- ただし、この事前エンコードが非常に重要になってきます。PeerCastは用意されたファイルを読み込み、そのままストリームの形に直して配信するだけです。ストリーマのようにリアルタイムにエンコードされないからです。
-- 特にプレイリストを用いて複数のファイルを放送する場合、ばらばらのエンコードではまともな放送が出来ません。Stereo/Mono、サンプリング周波数などを統一する必要になるでしょう。
-- また、放送に適したビットレートに変更することが必須になるでしょう。
- この方法では、PeerCastは一定のビットレートでしかストリームを送出しません。つまり、基本的には固定ビットレート(CBR)であるファイルにしか対応していません。
-- 一応、VBRであるファイルも設定できますが、「安定した放送」は全く保証されません。どこかで必ずと言っていいほど、読み込み待ち(prebuffer)や読み飛ばし(音飛び)が発生します。
--- これをできるだけ回避するには、できるだけCBRに近いファイルを用意することと、受信者にバッファを多めにとってもらうことしか方法がありません。これでも絶対に不具合を回避できるわけではないのです。
- ファイルさえ用意できれば、後はチャンネル情報を適宜設定しチャンネルを作るだけです。
- 作られたチャンネルは、設定されたファイル(一つの場合、プレイリストを用いた場合どちらでも)を永久にループします。停止するためには''''RelayedChannels''''で''''Stop''''するしかありません。
- プレイリストを用いた場合、そのリストを動的に変更することは出来ません。最初にリストを読み込み、その通りにファイルを放送するだけです。



*放送手順


**準備

 まず、放送するファイルを用意します。何かの音楽・映像ファイルでもいいですし、
過去に放送した物を録音したファイルなどでもいいでしょう。

 用意したファイルが高音質・高画質である高ビットレートのファイルである場合は、
何らかの方法でビットレートを落としましょう。
通常は、リエンコードが必要になるでしょう。

 リエンコードの際には、CBRか、VBRでもビットレートの変動が少なくなるように
設定しましょう。あまりに変動の大きいVBRファイルは、どのように設定しても
うまく受信できません。

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 この事前エンコードについては、各種ファイルタイプそれぞれに工夫や特徴があります。
あまりに多岐に渡るので、ここでは省略させてもらいます。

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 ファイルが複数の場合、プレイリストを用意します。プレイリストには中身が単純なm3uプレイリストをお勧めします。

 m3uプレイリストには、コメントが含まれていてはいけません。
また、絶対パスによる指定がほぼ必須でしょう
(PeerCast本体と同じ位置にソースファイルを置いてあるのなら別ですが…)。



**チャンネルを作る

 ''''Webインターフェース''''から''''Broadcast''''ページを開きます。
そして、上から順に必要な項目を設定していきます。

:URL:必須項目です。ここに、放送したいファイルを'''file://'''で設定します。
:Name:チャンネル名です。
:Description:チャンネルの詳細です。''''AllChannels''''ではチャンネル名の下に、イタリックで小さく表示されます。
:Genre:ジャンルです。公式YPではジャンル別で検索できるようになっています。それにあうような、適切な単語を含ませておくことをお勧めします。
:Contact:関連URLです。''''AllChannels''''では'''WWW'''と表示されます。
:Bitrate (kb/s):ストリームのビットレートです。元のファイルがVBRであっても、PeerCastはこのビットレートでしかストリームを送出しません。
:Type:ストリームの種類です。特に理由がない限り、準備したファイルと同じ種類を設定しましょう。

 これらを設定した後に、'''Create Relay'''するだけです。
このボタンを押した瞬間にチャンネルは作られ、ストリームの送出が開始されます。

 チャンネルの状態を監視するには、''''RelayedChannels''''ページ、
''''Info''''ページ、win32GUI等があります。

 チャンネルの状態がいつまでも'''ERROR'''の場合、準備や設定に誤りがある可能性があります。一旦'''Stop'''し、見直した上で新しくチャンネルを作り直しましょう。



*その他

- チャンネルIDの元になるマウントポイントとして、チャンネル生成時に指定したURLが用いられるようです。



*コメント

- わからないことは気軽に[[質問コーナー QA]]へ。
- 間違いなどの指摘にはこちらのコメントをどうぞ。

[[#rcomment]]
- 2003-05-30 (Fri) 01:16:43 ''[[ano]]'' : 現在、WindowsMedia系をfile://で流すことはできないようです。フォーラムのどこかで見かけたと思います。ふと思い出したので。
- 2003-05-19 (Mon) 22:01:31 ''[[ano]]'' : とりあえず。
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