PC-88VA用のソフトウェアをWindows上で実行するエミュレータです。
現状、グラフィック画面は特定の画面モードしか実装していない(*)など、一部を除き、
市販ソフトが満足に動作する状態までは到達していません。開発途中のものとして、
参考に公開します。
使用前に添付のreadme.txtとヘルプを参照してください。
(*)シングルプレーン4, 8, 16bit/pixelの表示は実装しました。描画もある程度実装しました。
マルチプレーンモードは未実装のため、98用を移植したタイプのソフトは動作しません。
r050806
CPU: V30モード時の実行クロック数を変更(未完)
SGP: 8,16bit/pixel対応
グラフィック:
・垂直ラップアラウンド 実装
・表示禁止 実装
・8bit/pixel(直接色指定), 16bit/pixel対応
テキスト:
・表示禁止実装
・テキスト画面フレームバッファの表示開始位置と幅に対応
・若干の高速化: bitmap変換時に、空白(00hまたは20h)だったら処理
をスキップ
TSP: コマンド88h(EXIT), 84h(SPRDEF)実装
→初代VAデモの球/円柱/円錐アニメが表示されない問題を解決
キーボード:
・キー↑,→,フルキーの8,9がポート00h〜0Ehの間違ったポイントに
マップされていたのを修正
・キーをジョイパッドとして使う機能([Device]-[Keyboard]-
[JoyKey-1])を実装
YM2608: ウェイトの挿入タイミングを変更
システムポート(032h):
読み書きのみ対応(サウンド割り込みマスクなど本来の機能は未実装)
→初代VAデモハングアップ回避
漢字CGポート:
読み出しのみ実装
スプラッシュスクリーン変更
アイコン変更
about画面内容変更
r050626
CPU: V30モード時の実行クロック数を変更(未完)
SGP: BITBLT 神羅万象対応
実行クロック数を意識したタイミング制御
FDD: 2DD対応
グラフィック:
・GVRAM拡張アクセス シングルプレーンモードのみ実装
・グラフィック画面1画面モード時にC0000h〜のGVRAMが表示できない
問題を修正
・スクリーンマスク 実装
GVRAM: ウェイト調整
I/O: ウェイト挿入(2clock)
YM2608: OUT時ウェイト挿入(20μsec)
r050516
SGP: 新規(BITBLTの一部のみ)
CPU:
CLR1, SET1 修正
TEST1 ea16, i4 追加
→ 神羅万象のゲーム開始直後のハングアップ解決
DMA:
ポート180h DMA転送時のシステムメモリエリアバンク指定実装
→ スプライトパターンが正常に読み込めない問題の解決
FDサブシステム:
コマンド00h直後のディスクモードを01h(1D/2D)に変更
→ 初代VAのROMによる起動が可能
コマンド26h(インテリジェントモードへの移行)
キー:
[Device]-[Keyboard]よりF12に全角キーを割り当て可能
DebugUtility:
DumpSegmentでの各メモリエリアバンクの直接指定
Video(VA)での画面マスク、画面合成、バックドロップカラーの表示
r050503
グラフィック:
シングルプレーン4bit/pixel 表示
画面制御:
優先順位の指定(COMPOSE)
バックドロップカラー
透明色の指定
キー:
ポート1C1hから読み出さないとキーマトリクス(ポート00h〜0Eh)が
更新されない問題を修正。
DebugUtility(Video(88VA)): 新規
DebugUtility(Unassemble):
任意セグメント指定([Edit]-[Enter Address])
r050424
CPU: add4s, sub4s, repc+scasb 実装
→BASIC起動, EDIT動作可
DebugUtility(dump segment):
hexに対応する文字も表示
任意セグメント指定([Edit]-[Enter Address])
r050409
初公開