[MUSASHI-users 441] Re: musashi-core-1.0.4 が Redhat7.3 で make できない

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海老澤 澄夫 s_ebi****@yahoo*****
2004年 12月 20日 (月) 16:59:37 JST


海老澤です。お世話になります。


ご連絡が遅くなったことをお詫びいたします。複数のスレッドに
議題が混じってしまったため、まずはRedHat7.3(以下「RH7.3」)
におけるインストール状況について説明いたします。

musashiを実行するにはlibxml2-2.6.xが必要となりますが、
RH7.3ではlibxml2-2.4.19-4が標準のため、これをアップ
デートする必要があります。まずはRedHatの公式RPMを探し
ましたが2.5が最高のバージョンでした。

> 私の経験で言いますと、
> libxml2-2.6.x.i386.rpm
> libxml2-devel-2.6.x.i386.rpm
> libxml2-python-2.6.x.i386.rpm
> といった三つを用意して以下のようにすれば簡単に
> UPDATEできると思いますが。
> rpm -U libxml2-2.6.x.i386.rpm libxml2-devel ...

次にlibxml2の公式サイトよりRPMをダウンロードしてRPM
を実行しました。しかし「glibcの2.3以上が必要」とのこと。
念の為libxml2のソースコンパイルも試してみましたがダメ
でした。
【libxmlの公式サイト】http://www.xmlsoft.org/

そのため、RH7.3のglibcのアップデートを試みましたが、
見事に失敗。lsなど通常コマンドすら利用できなくなり
ました。ものの本によれば、glibcはLinuxの肝になる部分
で、安易にバージョンアップしてはいけないのが鉄則の
ようです。いい勉強になりました・・・。

サーバにOSを再インストールしながら、別の検証マシンに
RedHatの9をインストールしました。これもlibxmlは2-2.5
でしたが、xmlsoft.orgからダウンロードしたRPMは一発で
成功。Musashiのコンパイルも問題なく完了しました。

まとめると次の通りです。
 1 musashi1.0.4ではlibxml2-2.6が必要
 2 libxml2-2.6ではglibc2.3以上が必要
 3 素人がglibcのバージョンアップすることは危険
 4 よって、RH7.3ではmusashi1.0.4が(事実上)使えない
 5 RH9であればlibxml2をアップデートすることで
   musashi1.0.4を利用できる。

私の理解に問題があれば、ご指摘願います。


#xtjoinの結果は別メールでご連絡いたします。







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