マインド、慶應義塾協力のもと大学向け勤怠システムを開発しOSSで公開
2014-03-10 14:10 (by mind)

マインド、慶應義塾協力のもと大学向け勤怠システムを開発しオープンソースで公開 ~ 内部資金、外部資金の複数資金で働くアルバイトの勤怠管理も実現 ~

株式会社マインドは学校法人慶應義塾の協力を得て開発した、内部資金、外部資金など複数の資金で働く事もあるアルバイト向けの勤怠管理システム「MosPカレッジタイム」を3月10日よりオープンソースライセンスで公開することを発表しました。同日より、専任職員も含めた勤怠管理の効率化を目指す大学向けのサポートパッケージ「MosP-Xシリーズ カレッジタイム」の提供も開始しています。

「MosPカレッジタイム」の主な特徴は以下の通りです。

●資金元ごとの勤怠登録および承認者や単価などの設定

●個人ごとの有給休暇や通勤経路などの管理

●出勤簿を資金元や個人(月の合算)ごとに閲覧及びPDF形式にて出力

●資金元ごとに勤務時間を算出し、集計したデータをCSV形式にて出力

●Webシステムのため、勤怠の登録状況や過去の出勤簿を簡単に参照可能

このシステムでは、アルバイトがその日の勤怠(有休含む)をWeb上で登録し、勤怠管理者が日々承認していきます。そして、その月の勤務が終了すると、アルバイト本人がその月の出勤簿を確認した上で、その出勤簿を申請し、承認されることで給与計算用の勤怠集計データとなります。

上記のように、アルバイトと現場の勤怠管理者が相互に確認しながら日々の勤務を管理することで、お互いの認識に沿った適切な勤務状況での出勤簿が作成されます。 また、アルバイト側にとっても、オープンソースのシステムを利用することにより、労基法に沿った勤怠管理が行われているという安心のもと働くことが出来るかと思います。

本件に関して慶應義塾 人事部より以下のコメントをいただいています。 「慶應義塾では多くのアルバイトが勤務しています。特に1名を複数の資金で雇用する場合、勤怠管理が複雑となり手作業で対応するしかない状況で、これをシステム化するには膨大な初期費用や維持・開発費がかかるという問題がありました。そこでMosPをベースに開発することにしました。オープンソースなので初期投資がかからず、開発費も安価に抑えることができました。さらに技術支援や将来の法改正への対応などサポートも提供されることにも魅力を感じています。MosPカレッジタイムの導入で、法令遵守や各種資金の適正な運用をより効率的に行えることを期待しています。」

マインドでは、アルバイトの勤怠管理に悩んでいる多くの大学で「MosPカレッジタイム」を活用頂けるよう、サポートから開発まで、お互いの得意分野を活かせるパートナーを日本全国で募集しています。

■MosPカレッジタイムについて MosPをベースにした大学向けの勤怠管理システムです。 オープンソースAGPLで提供しています。 詳細は下記URLを参照ください。 ダウンロード URL:http://www.mosp.jp/mosp-downloads デモ URL:http://www.mosp.jp/demo

詳細:http://www.e-mind.co.jp/press/20140310.html

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