長南です。 ribbon さん、kmod の manpage はどうなさるおつもりなのですか。 翻訳が多少上手が下手かというような問題なら、ほっぽいておいてもよいで しょうが、これは誤訳の (そして、それ故の不正確な情報の) 問題です。 insmod や lsmod のような短い manpage は、比較的問題がないの ですが、depmod や modprobe のような長いものについては、前の メールで長々と述べたように、間違いが随分目に付きます (draft の 翻訳者は、長い文章が苦手だったんでしょうか)。今回の訳文をこのまま 公開しておくわけには行かないでしょう。 もっとも、問題箇所が多すぎて困っていらっしゃるのなら、そのお気持ちは わかります。これだけ問題が多いと、訳文の手直しは、事実上ゼロから訳すのと 変わらなくなります。考えただけでもうんざりなのは、当然なことだと思います。 何なら、kmod パッケージについては、私が後を引き継ぎましょうか。 ribbon さんが続けるのなら、おまかせしますけれど。 私の翻訳チェックの方法というのは、疑わしい訳文に出会ったら、自分で原文から 訳し直して、それを問題の訳文と突き合わせてみることです。今度の場合、長い manpage では、ほとんどすべてのパラグラフに疑問を感じることになったので、 事実上全文を訳し直しています。そんなわけで、それほど時間をかけずに、原稿を 提出することができると思います。 ただし、私が後を引き継ぐとしたら、私流にやらせていただきます。 私は、LDP_man-pages のような膨大なものは別ですが、十個やそこらの manpage しか ないならば、全部をまとめた po ファイルを作るよりも、manpage ごとに一つづつ po ファイルを作ったほうが、直感的で (将来の改訂者にとっても) 分かりやすいだろう と思っています。設定ファイル xxx.cfg の書き方を憶えなくても済みますし。 それに、その方がたぶん、パラグラフの順番が狂わないで済み、文脈にそって 訳すことができるでしょう。ですから、1 manpage 1 po ファイルに作り直します。 それから、ヘッダの Copyright と翻訳履歴については、kmod の前身である module-init-tools のものを取り込み、形式も合わせます。 Makefile や kmod-man5.cfg なんかは、消してしまってもよいのでしょうか。 それとも、bak ディレクトリでも作って、残しておいた方がよいのでしょうか。 -- 長南洋一