本筋の「配色」に関して私見を述べておきます。 私はきらびやかなページはきらいです。 素人が変に色合いに凝ったページを 作り出すべきではないと思っています。 色彩や配色などは、勉強すれば初歩の初歩 くらいはすぐマスターできるはずです。それすら 行わずに、色にこだわろうとするなら論外と考えます。 突拍子もない例ですが、 私は公的機関や自治体の発信ページが 参考になりそうな気がしています。 何ら営利目的があるわけでなく、 むしろ公共に向けて、あるいは市民に向けて より妥当で、より謙虚で、より的確に、 表現していると想像されるからです。 それを作り出しているのは、場合にもよりますが、 委託開発業者によることが多く、しかもそこでは 専門家相当の知識が含まれている場合がある と想像されるからです。 そういったページに、黄色や赤や青といった きらびやか配色は、ピンポイントでの利用は除き、 まずありえないように思います。 原色、蛍光色、あまりにも多数の配色、 無節操な配色、等々は控えるべきと考えます。 私は背景白、文字色黒、の何の飾り付けも ないページで十分と思っています。ただし それだとあまりにも寂しい限りなので、 章立ての背景くらいは薄グレイにでもしようか、 といった、その程度で十分。むしろそれ以上の ことはやりすぎ、と考えます。 配色をいろいろと考えて進めていくのであれば、 その配色にした理由は何なのか、そこにどのような 意義を含めたのか、他との兼ね合いでどのような 区別意識を持ったのか、といった配色ポリシーを 持つべきと思います。説明ができない作業は 進めるべきではないと思います。 どうぞ各位の「私見」をしっかり持って頂くことを 期待します。