いくつか返信します。 On Wed, Nov 10, 2021 at 5:29 AM K.Shirakata <argra****@ub32*****> wrote: > > 白方です。 ... > まず、現状の流れをこう想定します。 > > * matsuandさんが翻訳する。 > * ribbonさんが校正する。 > (ribbonさんに完全に甘えた形になって済みません…) > * matsuandさんがリリースする。 > > 今回のアイデアだとこうなるでしょう。 > > * matsuandさんが翻訳する。 > * ribbonさんが校正する。 > * 管理者全員(5人)の承認を得る。 > * matsuandさんがリリースする。 ... > さて、これを実行するとどうなるかシミュレートしてみます。 > > 1. リリースが止まる ... > 2. 管理者を退任する ... このシミュレートも、当然のごとく、私の頭の中では 考えていて、管理者退任という話も想定しています。 これは別の問題として、そもそも管理者の定期的な 生存確認や、定期的な再任、再選といった手続き につながる問題と思います。連絡がつかない、やる気 を失っている、時間が取れなくて辞めたい、という方 は、お辞め頂く方向で、考えるべき話と思います。 別問題として、ここでは掘り下げません。 > 3. 機械的に承認する > > 本人が読んでおられるところで勝手に想像するのも失礼な話ですが、 > もし校正をしっかり確認される余裕があるなら既にされているはずで、 > その余裕がないということであれば良くてこれ、あるいは 2. かもしれません。 > > > さて、これで管理者全員の承認によってリリースされることになります。 > ところで、これで当初の目的である「リリース物の品質向上」は > 実現されているでしょうか? > 私には向上しているとは思えません。 たとえ話をします。 贈与税というものがあります。申告税です。 贈与を受けた方が、そのうちの一定額を税金として 支払うことを、自ら申告して支払います。 正直者は誰でも行います。ただ少々手抜きの方や 不埒な方は支払わない可能性があります。 見つからなければいいだろうという考え方かと思います。 国税当局は、全部が全部を取り締まることは できませんが、でもチェックは行います(行っている はずです)。税務署では何かを調べて、無作為 抽出された証拠を元に、個人や法人に問い合せ や調査をかけます。もし"バレたら" まずいなぁ、と 事前に考える者は、できるだけ申告する方向に 動きます。この動きは促すのは、当局が調査して 問い合わせをかけるというチェック機構の存在を 各人が公式にか噂からか、知っているからです。 もう言わなくてもいいですよね? これ以降のご説明内容に対しても、 このたとえ話を適用できるところがいくつかありましたが 割愛します。 > > 仮に苦情が寄せられた場合には、 > > 「プロジェクトとしては関知しない。翻訳担当者に文句を寄せる > > なりしてください」といった対応にもなりかねません。 > > と書いて頂いた話だと思うですが、これは誤解です。こうはなりません。 > プロジェクトが責任を負わないのと同様、翻訳者や校正者も責任を負いません。 前メールでお話ししましたが、対外的な(損害賠償問題に発展するような) 責任と、道義的責任(?)は区別したいと思います。道義的責任 ということばを持ち出すと、誤解を招きそうですが、要は 各人ができるだけ高品質な翻訳成果物を提供したい という気持ちのことを指します。 間違っても、本プロジェクトでは、そのような気持ちを持たなくて 良いです、というものではありません。ただ白方さんのご説明からは あたかもそのように言っているように聞こえてきます。 その白方さんのご説からすると、 高品質であるかどうかは問わない、それについての責任を追わない、 ということは、たとえプロジェクト内の校正確認作業内にて 品質が悪い、低い、間違っている、と指摘されても、 自分が良いと思えば、リリースするので構わない、 ということにつながりそうです。 何のために校正確認作業が存在するのですか? それだったら、校正確認作業を抜きにして、 各人が思いどおりに、出来たものから順に、 どしどしリリースしてしまえばよいです。