[JM:03055] Re: リリース判断に関する提案

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 11月 10日 (水) 11:44:06 JST


いろいろ返信ありがとうございます。
個々に再説明や異論を述べることは、
この次にゆずるとして、このメールでは
現時点での私の結論、方向性を
示しておきます。

白方さん以外の方からも意見を伺いたい
と思いますが、少なくとも白方さんとは、
私のアイデアに関して、賛同がなかった
ということで、アイデア提言はこれ以上
進めないつもりでいます。他の方々から
意見を伺えれば、いくらでも考えていきます。

私が担当した翻訳成果物をリリースする
かどうかの判断が、プロジェクト管理者から
は得られないという、現状と変わらない状況
になりますので、申し上げてきたとおり、
リリース判断は行わず、リリースには結びつけ
ないことにします。リリースを「盾にとる」との
言を伺いましたが、これはそのとおりの状況
なのでしょう。私はそれで構いません。

さてそこで問題となるのが、校正依頼を
従来どおり上げるかどうかです。リリースする
つもりがない翻訳案を、校正依頼を上げて
どうするんだ、という話になります。校正確認
をして頂いたとしても、リリースまでに結びつかない
となると、校正者のご努力を無にすることに
なります。これは申し訳なく思うところです。

したがって今思うのは、校正依頼もあげない
というやり方です。私は翻訳予約をあげて、
他の翻訳担当者とかぶらないことをキープした
上で、翻訳作業を行い、git コミットまで
行います。校正依頼はあげません。そして
私の中で作業終了した段階で、MLに向けて
作業終了した旨(つまり翻訳予約を解除した
こと)を伝えて、作業終了とします。

これは実は、本件にからめて、もう一つ考えて
いることがあって、MLによる翻訳予約とか
校正依頼とかが、もう時代に合わない旧態然
としているようで、これを変えたい気持ちが
あります。それに変わるものが OSDN チケット
です。ここ何日か、私の抱えている翻訳案件
をすべて OSDN チケットに登録していますが、
今後は、そこに登録して作業を進めていく
ことにしようかと思います。OSDNチケットを
見れば、そこには "draft ファイル" や "対訳
ファイル" を添付していますので、MLを一切
見なくても、校正確認はできます。校正確認
をして頂くかどうかは、任意です。

私の作業状況をご確認頂くのであれば、
OSDNチケットを見て頂くという形。
校正確認をありがたくもして頂けるのであれば、
OSDNチケットを通じて行って頂くという形。
こういった方向で進めてみようと思います。

なぜ私がこう結論づけるのか、何か意固地に
なっているのではないか、とたいていの方が
思われるでしょうか? 私の中では、リリース
判断はプロジェクト総意でなされるべき、
との見解が変わらずあるため、これは譲れません。
そしてそれでも私が翻訳作業に勤しむのは、
翻訳が好きだからです。翻訳を1文1文、
考えて訳を作り出す作業が好きだからです。
最終成果が日の目を見なくても、問題
ありません。私の目的はその前段階で達成
されているからです。コピーライトホルダーも
主張しなくて構いません。
むしろ名前を残さない方を望みます。

それだったら一人で勝手に作って、一人で
公開したら、という声があるかもしれません。
そのとおりです。やろうと思えばそれもできます
から、そうするのでも良いと思います。
本プロジェクトに参加するのは、わかりやすい
理由として、旧訳がそこに存在するから、
続きの最新訳がしやすい、管理されている
環境がそこにあるから、乗っかりやすい、
ということです。どちらでも良いのですが、
当面は、本プロジェクトに参加して
翻訳作業を行うことを、今後も続けようと
思います。


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