[JM:02449] Re: 提案:セクション対訳表の変更

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matsuand michio_matsu****@yahoo*****
2021年 5月 30日 (日) 12:10:13 JST


matsuand です。
この後にしっかりとまとめていきますので、
本メールでは「Note メモ vs. 注記」についてのみ返信します。


> 「メモ」はあまりに軽すぎると感じました。

> 実際の利用例を見ると、細かな差異や補足情報が書かれていることが多く、
> 日本語の「メモ」が与える印象よりは「注意」に近いことが多いです。
> (少なくとも LDP man-pages においては、そう思います。)
> 
> 「注意」をとにかく見直したいという場合、
> 代替案としては「備考」「注記」「補足」などを候補として挙げておきます。
> #どれか選べと言われれば「注記」に一票入れます。


「メモ」が軽すぎるという点に関しては、主観的なところでもあり、
特に反論しません。

むしろ(Note の利用は)「注意に近いことが多いです」への意見です。

これは私は、英文上であっても Note に対する定義、用法が明確に
為されていないから発生している、本来あるべき形ではないと
思っています。要は著者が誤って使っている可能性があるということ。

今、一所懸命、論拠となる公的機関の定義を探そうとしているのですが、
まだ探し出せていません。NASA、米国規格協会(ANSI)、日本工業規格
等々をあたっています。

根拠としては薄弱ですが、1つ以下の参考URLを示します。
https://paligo.net/docs/en/admonitions--notes,-warnings,-tips,-etc--.html


ここには Note の意味として以下のように説明しています。
The note is normally used for general information that you want to stand out.


際立てて説明しておきたい一般情報、です。注意喚起のニュアンスはあまり
感じられません。

また別観点として、交通標識や製造者責任法(PL法)は、なんとなくどなたもが
ご存じかと思いますが、標識記号の背景色により色分けを行っていて、
赤=危険、黄色=注意警告、青色=情報、としています。

dockbook-xml や asciidoctor では、その交通標識のように、アイコン表示が
できるようになっています。Note には「青を背景として中央に i の文字、
全体を丸形状で囲んだアイコン」が用いられます。
Note は Info や Information と同列であり、少なくとも警告や注意を意味する
黄色標識ではありません。

どう感じられますか? 
私は「メモ」でなくてもよいです。
でも注意喚起を意味する「注記」「注意」には反対です。
そのうち、多くの方が (たとえ用法を間違っていても) 「注記」を支持して
いけば、そのうちそこに引きづられて、そういう定義になってしまうかも
しれません。そういうところまで、まだ行っていない、というのが私の論です。



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