白方です。 On 2021/05/10 21:27, matsuand wrote: > ステータスのことは翻訳ガイドの「作業メールのフォーマット」ページに > 書かれていますが、それが具体的に**どのような**作業ステータスであるのか > 体得できていないということです。つまり各ステータスは、どのような > イベントトリガーにより推移するのか、そのイベントを引き起こすのは誰か、 > 自分がすべてを引き受けたとしたとき、自分は翻訳者として動くのか、 > 校正者として動くのか、管理者として動くのか、・・・ まずリポジトリのことを無視して、人の作業ベースで現状の 翻訳の流れをまとめてみます: --- 0. まず翻訳対象の原文があるとします。 1. 誰か(翻訳者)が「翻訳します」と手を上げるメールを出します。(TR) 2. 翻訳者は翻訳します。 3. 翻訳者は翻訳が出来たら「出来ました」とドラフトをメールします。(DO) 4. 別の誰か(校正者)が「校正します」と手を上げるメールを出します。(PR) 5. 校正者は自分で読み直したり他の人のコメントを見たりしてドラフトを 修正します。 6. 校正者は校正が終わったと思ったら「出来ました」と完成版ドラフトを メールします。(RO) 7. (完成版ドラフトからリリース版を作成します。) --- 一応こういう流れなのですが、ほとんどの場合翻訳者と校正者は同じ人が 行うので、3.と4.を同時に行う: 3'. 翻訳者が校正者にもなって、「翻訳できました。引き続き校正します」と ドラフトをメールします。(DP) がある感じです。 --- で、当初のシステムでは 1, 3, (3',) 4, 6 のメールをトリガーとして (7のトリガーも6です)システムが自動的にリポジトリの操作 (translation_listの更新および翻訳の登録)をしていたので この流れでコミッターが何かをするということはありませんでした。 (つまりコミッターなしでの作業が可能でした。) しかし、現在のシステムでは「メール受信をトリガーにして何かをする」と いうことができなくなったので、その部分をコミッターが肩代わりする、という 運用になっています。 # いまさらの余談ですが、今ならIFTTT使えば「メールをトリガーにして # リポジトリ更新」って出来そうですね…。 ということを踏まえて質問に答えてみると: > 各ステータスは、どのような > イベントトリガーにより推移するのか 前述の(1, 3, (3',) 4, 6の)メールです。 > そのイベントを引き起こすのは誰か メールを出す人(翻訳者または校正者)です。 > 自分がすべてを引き受けたとしたとき、自分は翻訳者として動くのか、 > 校正者として動くのか、管理者として動くのか、・・・ 1-3の間は翻訳者、4-6の間は校正者ということになります。 # 管理者として動くことはない、はず?