[JM:02097] Re: 新しい LDP_man-pages ディレクトリの試用報告

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2021年 3月 20日 (土) 14:32:39 JST


長南です。

> なお、2箇所目は変更箇所の1行前を修正しました。
> 元の意図はディレクトリ名を抽出することだったので。
>
> -SEC=$(echo $CFG | cut -d / -f 3)
> +SEC=$(echo $CFG | cut -d / -f 2)

この方が、筋が通っていますね。

とにかく、どうなるかを試すために、実験環境で open.2 の翻訳を
80% 以上にして、"make translate" をやってみました。open.2 を
選んだのは、以前「以降」が「行こう」になっていると、バグ報告があったのを
憶えていたからです。そこだけで済ますつもりでしたが、翻訳率が 68%ぐらい
だったので、fuzzy をいっぱい直さなければなりませんでした。パーセントを
上げることだけ考えていましたから、訳文は使い物になりません。

"git status" をすると、stats/* のファイルがたくさん変更されているほかに、
po4a/stdio/po/ja.po と untrans.html が変更され (当然ですね)、
draft/man2/open.2 が新しく出来ていました。その他に変更はないようです。
こういうものなんですね。

open.2 の翻訳率が上がっているのを確認しようと、"firefox untrans.html"
をやってみたら、ヘッダしか表示されません。stats/ 以下のファイルは、みんな
サイズが 0 になっています。Makefile を見て、tools 以下の generate-list.pl
を見て、extract-untrans.pl を見て、やっと手がかりを掴みました。

LDP_man-pages における make は、原則として LANG=C で実行しなければ
ならないのではありませんか。LANG=C にして、"make clean-stats" と
"make update-stats" をやったところ、"firefox untrans.html" で
表が表示されるようになりました。

「翻訳ガイド」に「make は LANG=C で実行せよ」と書いておいた方が
よいと思います。すでに書いてあったら、ご容赦。

ついでですから、「翻訳ガイド」からもう一つ。

  $ man -l draft/man3/strptime.3

小さいことですが、これだと、日本語の整形が乱れることがあります
(man の新バージョンでは改善されているかもしれません)。次のようにした方が、
日本語の整形がずっとマシになります (末尾の '-' はゴミではありません。念のため)。

  $ (echo .mso ja.tmac; cat draft/man3/strptime.3) |man -l -

それから、po4a のバージョンアップのせいで問題が出たとおっしゃっていましたが、
推奨バージョンというのはあるのですか。うちの場合、debian 10 の po4a は
0.55 ですが、上に書いた程度のことは出来ました。

-- 
長南洋一



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