[JM:02891] Re: 翻訳と実行ファイル動作確認の兼ね合い

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Akihiro Motoki amoto****@gmail*****
2021年 8月 21日 (土) 01:13:45 JST


On Fri, Aug 20, 2021 at 10:58 PM matsuand <michi****@gmail*****> wrote:
>
> matsuand です。
> もろもろ校正確認を頂いていますので、
> 順次返信していきます。
>
> 本メールでは、問題意識を感じる点をお返しします。
>
> 2021年8月20日(金) 21:04 Akihiro Motoki <amoto****@gmail*****>:
> ...
> > > .\"O .TP
> > > .\"O \fB\-\-use\-fuzzy\fR
> > > .\"O consider fuzzy entries
> > > .TP
> > > \fB\-\-use\-fuzzy\fP
> > > fuzzy エントリーとみなします。
> >
> > コマンドを使ってみると明らかですが、
> > 「fuzzy エントリーとみなします」だと意味が通じません。
> > man page の翻訳は technical translation なので、
> > コマンドのマニュアルなら実際に動作を確認することを強くおすすめします。
>
> ご指摘のとおり、コマンド実行による確認は、
> 必要に応じて試みることもします。
> ただし私にとって、絶対条件とは考えていません。
> このことをご承知おきください。私の翻訳スタンスです。
>
> そこは翻訳をどれだけ前に進めるかと、動作をどこまで
> 理解、実施するかを、1個人にどれだけ求めるのか、
> という話に思います。
>
> 当プロジェクトは、少数ながらも、複数人で成り立っており、
> またMLが公開されていて、かつ校正依頼も参加者に周知
> して行っていますから、多くの人に助けて頂きたいと思います。
> 私自身は、コマンド実操作や理解の完遂に
> 至らずとも、適度な状態で、未翻訳分をどんどん先に
> 進めていくことを良しとする考えです。

もう少し詳しく教えてください。

絶対条件でないというのは、技術的な検証は対象外ということでしょうか?
もちろん確認してもそれでもわからないことはありますが、
よくわからないので、マニュアルの原文の英語を見てそう解釈しました、
それ以上は分かりませんが自分の解釈で訳しました、は納得が行きません。
それは、原文の著者も含めてコンテキストを明らかにすべき話だと思います。
翻訳というのはそういうものだと思っています。
technical translation として疑問を感じたので、お聞きしています。

私のレビューの立場としては、これ以上、日本語のヘルプや man page を見て
意味のわからないものを避ける、というベースラインに立っています。

これは、LANG=C や LC_MESSAGES=C を指定して (英語の) man を見た方が
技術的に正確であるという時代を経て今に至っています。
日本語への翻訳は所詮その程度という認識であり、
その状況を改善すべく LDP man-pages の翻訳や他の日本語翻訳コミュニティとの
連携をして来ました。

また、主に LDP man-pages の翻訳に関わっていますが、不明点は upstream に聞いたり
意図を聞いたりしてきましたし、修正も送ってきました。

きつい表現であり、非常に失礼な表現なことは理解していますが、
そのスタンスであれば、たぶん私は日本語のマニュアルを見ることを
知人に推奨することはないと思います。
私が LANG=C; man XXX を薦めることのない未来を期待しています。
# これまでにも何度も日本語訳を見ないことを推奨してきたことがあります。

翻訳することが第一義に聞こえたのでこのメールを書いています。


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