[JM:01935] Re: [POST: RO] util-linux chsh.1 の引き継ぎ

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2020年 10月 12日 (月) 11:07:49 JST


<STATUS>
stat: RO
ppkg: util-linux (2.35.2)
page: chsh.1
date: 2020/10/12
mail: cyoic****@maple*****
name: Chonan Yoichi
</STATUS>

短いものなので、さっさと校了にしてしまいます。

「DESCRIPTION」の例の部分を次のように変更しました。

  chsh supports non-local entries (kerberos, LDAP, etc.) if linked
  with libuser, otherwise  use  ypchsh, lchsh or any other
  implementation for non-local entries.

  chsh は、libuser  ライブラリとリンクしていれば、ユーザアカウント情報が
  ローカルにない場合 (kerberos や LDAP などを使用している場合) にも対応す
  る。 リンクしていない場合は、ypchsh や lchsh のような、非ローカルなアカ
  ウント情報に対応している chsh の実装を使用すればよい。

これで間違っていないだろうか、通じるだろうかと、ちょっと不安ですけれど。

それから、「VALID SHELLS」セクションもかなり変えました。

  chsh will accept the full pathname of any executable file on the system.

  The default behavior for non-root users is to accept only shells listed
  in the /etc/shells file, and issue a warning for  root  user.   It  can
  also  be  configured  at  compile-time  to only issue a warning for all
  users.

前はこうでした。

  chsh は、システム上のどんな実行ファイルのフルパス名でも受け入れる。

  とは言え、root 以外のユーザに対するデフォルトの動作では、/etc/shells
  ファイルに登録されているシェルしか受け入れないことになっている。
  /etc/shells  に登録されていない実行ファイルを指定したのが  root  ユーザ
  だった場合には、それを受け入れて、/etc/shells にない旨の警告を出す。 コ
  ンパイル時の設定で、どんなユーザに対しても警告を出すだけすることもできる。

今度は (二番目のパラグラフだけ)、

  もっと詳しく言うと、root  以外のユーザに対しては /etc/shells ファイルに
  登録されているシェルしか受け入れないが、root ユーザが /etc/shells にな
  い実行ファイルを指定した場合には、それを受け入れて、/etc/shells に登録
  されていない旨の警告を出すのが、デフォルトの動作である。なお、コンパイル時の
  設定で、どんなユーザに対しても警告を出すだけすることもできる。

どちらにしろ、かなり補足をしています。でも、原文は説明不足だと思うのです。
なお、バージョン 2.34 の場合、マニュアルの説明が古いらしく、動作は上の
ようになっています。

-- 
長南洋一
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テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: chsh-2.35.2-rel.tar.gz
型:         application/octet-stream
サイズ:     4148 バイト
説明:       無し
URL:        <https://lists.osdn.me/mailman/archives/linuxjm-discuss/attachments/20201012/bd37e5d9/attachment-0001.obj>


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