長南洋一
cyoic****@maple*****
2011年 3月 23日 (水) 20:47:54 JST
長南です。 これは、ほとんど問題なしです。それでも、いくつかあげると、 .\" Japanese Version Copyright (c) 1996 Tanoshima Hidetohsi .\" all rights reserved. .\" Dec 31, 1996 Tanoshima Hidetoshi <tano****@saine*****> .\" .\" Modified Thu Jan 29 01:53:11 JST 1998 .\" by HANATAKA Shinya <hanat****@abyss*****> 現行訳にあるこの部分が抜けているみたいですね。 それから、Japanese Version Copyright には、改訂者の名前は 入れない習慣なのですか。わたしは、入れてしまいましたけど。 > .\"O .SH NAME > .\"O apropos \- search the whatis database for strings > .SH 名前 > apropos \- whatis データベースより文字列を検索する。 「whatis データベースで文字列を検索する」 「whatis データベースを検索して文字列を捜す」 「whatis データベースを対象に (して) 文字列を検索する」 「whatis データベースを文字列で検索する」 なども考えられます。 > .\"O .SH DESCRIPTION > .\"O apropos searches a set of database files containing short descriptions > .\"O of system commands for keywords and displays the result on the > .\"O standard output. > .SH 説明 > apropos コマンドは、システム・コマンドの簡単な解説がある > データベース・ファイルからキーワードを検索し、 > その結果を標準出力に表示する。 「簡単な解説」というより、「簡単な説明」ではないでしょうか。 「解説」というのは、ある程度詳しいものだと思います。 「簡単な解説がある」の「ある」がちょっと弱いかもしれません。 「簡単な説明を収めた (集めた、収納した、格納した、収録した)」 などはどうでしょう。 それから、whatis のほぼ同文の部分についても言えますが、 「システム・コマンド」は「(システム・) コマンドなど」と 「など」を入れた方がよいのではないでしょうか。原文には 「など」がありませんが、セクション 5 や 7 もありますから。 a set of database files の a set を抜かして訳しています。 前にも言ったように、set の訳は面倒なので、仕方がないのかも しれません。「集合」と訳してしまえば簡単ですし、いつでも 当たらずといえど遠からずですが、普段使う言葉ではありませんし。 # ディストリビューションによっては、/var/cache/man あたりに # 一つしかデータベースを作らないものもあります。その場合は、 # a set なしが現状に合っているわけです。 「名前」セクションの訳についても言いましたが、「データベース・ ファイルから (より)」と言うより、「データベース・ファイルで」だ と思います。「データベース・ファイルからキーワードを検索し、 その結果を...表示する」と言うと、キーワードだけ抜き出すみたいです。 > .\"O .SH AUTHOR 「著者」より「作者」の方がよいのではないか、ということは 前にも書きました。 -- 長南洋一