[JM:00045] Re: upstreamへのマージの検討

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Yasumichi Akahoshi yasum****@vinel*****
2010年 11月 23日 (火) 22:11:30 JST


 赤星です。

> 「po ファイルで管理する」というのは、具体的にはどういう
> ことですか。誰が、どの段階でやることなのでしょうか。
> 現在、英語原文と翻訳とを git で管理しているわけですが、
> po ファイルで管理すると、どのへんが違ってくるのでしょうか。

 もし、po 形式を取り入れることができれば、原文と訳文の対比が明確
になり、原文に修正があった場合にシステムが自動的に未訳・ fuzzy を
明らかにしてくれ、速やかに update すべき場所が明確になると期待し
ています。

> 翻訳作業に po4a のようなものを使うということなら (岩井さんは
> そういうことをおっしゃっているのではないでしょうが)、それは
> 翻訳する人がどういう道具を使うかという話ですし。

 po4a の実力をまだ確認できていないのですが、現行の manpage
のソース形式は、po システムで取り扱うには、結構、厳しい形式なの
ではと想像しています。
 いくらか、検証が必要かと思いますが、個人的な理想は、manpage
のソースを DocBook XML 形式で管理し、gnome-doc-utils の
xml2po を導入して po 化し翻訳、それを xml2po で翻訳された
DocBook XML に戻し、xsltproc で roff 化(?) するというのが、
いいのではないかと考えています。
 upstream に対応してもらうには、それなりのメリットを提示する
必要があるとは思いますし、卵か鶏かの問題も起きそうではありますが。

> ほとんどの作業を GUI ですます人が増えて、マニュアルや JF のような
> 文書の需要が、昔に比べて減っているということもあると思います。
> でも、わたしは「文書も大事だよ」派なんですけれど。

 GUI でかなり直感で操作できる環境ができてきたと思いますが、それでも
文書の重要性はなくなっていないと思います。直感というのは、ユーザに
よって個人差があり、開発者の真意を伝えるのは、最終的にマニュアルしか
ないと思います。

-- 
Yasumichi Akahoshi
GnuPG fingerprint = A947 88E9 351F 8FE2 02D6  BC99 79C5 20FF 0A63 FAFA




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