[LE-talk-ja 147] Re: オフラインミーティング(2006/05/17)

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NARUSE, Yui narus****@airem*****
2006年 5月 18日 (木) 21:34:58 JST


成瀬です。
昨日はおつかれさまでした。

とりあえず、昨日の会と今日のメール群を見て、
このプロジェクトの方向性について、
概要なりなんなりに追記する必要があると考えました。

勝手にWikiに追記しようとも思ったのですが、
とりあえずWikiにFAQという項を作っておきました。
http://legacy-encoding.sourceforge.jp/wiki/index.php?FAQ

途中からこのMLを読んでいる方に、
MLのログを全て読んでもらうのはつらいと思われるので、
FAQを最初に読めば一通りの流れがわかるようにするとよいかな、と。


ところで、わたしの解釈で、「このプロジェクトの意義」案。

「Legacy Encoding Project」とは、そもそも、
レガシーエンコーディングを混乱なくフェードアウトさせようというもの。

(ミーディングでの乾杯の時に言われていた通り、
 「レガシーエンコーディングの更なる発展と繁栄を祈る」
 ものではないと、笑。)

これを実現する手段として、[LE-talk-ja 118]にも挙げられている、
> Windows Codepage 932 で使用可能な文字を Unicode 経由で、日本語EUC
> 符号化方式、7ビットJIS(ISO-2022-JP)符号化方式に変換できるようにする。

これが手段となる前提として以下がある。
* レガシーエンコーディングはJIS系、SJIS系、EUC系の三つ
* 今時の文字コード変換はUnicodeによるUCS正規化で行われる
* よって「キャラクタセット」とはUnicodeとの変換表のこと
* 既に"ISO-2022-JP", "Shift_JIS", "EUC-JP"といった名前の変換表は、
 各OSSが提供しているが、独自の変更が加えられていて、変更できない。
* 変換表のデファクトとしてWindows系のものがある。

以上のような事情から、
変換表の名前(キャラクタセット名)は既存のものを使えない
∵既存のものは別の変換表を指しているから
→別の名前を定義する必要がある
→かと言って全く新しいものを定義するのは混乱を助長する
→CP932, CP51932, eucJP-ms, CP50221
 (CP*の典拠はMicrosoftの実装、eucJP-msはTOG/JVC)

-- 
NARUSE, Yui  <narus****@airem*****>
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