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2011年 6月 29日 (水) 14:43:38 JST
mooz 2011-06-29 05:43:38 +0000 (Wed, 29 Jun 2011) New Revision: 8ac110530ac48a9a1d9ddf7b216a7022eb0b26e1 Log: typo: AGAINS -> AGAINST Modified files: doc/ja/source/userguide/wrapper.rst Modified: doc/ja/source/userguide/wrapper.rst (+9 -9) =================================================================== --- doc/ja/source/userguide/wrapper.rst 2011-06-29 05:36:15 +0000 (f27ae38) +++ doc/ja/source/userguide/wrapper.rst 2011-06-29 05:43:38 +0000 (b503e5b) @@ -193,16 +193,16 @@ groongaストレージエンジンではデフォルトでログの出力を行 サンプルクエリは ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20 AND MATCH(description) AGAINST("趣味");`` とします。 -1. MySQLはクエリのうち全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINS("趣味")`` 」だけで検索するようにgroongaストレージエンジンに依頼します。 +1. MySQLはクエリのうち全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINST("趣味")`` 」だけで検索するようにgroongaストレージエンジンに依頼します。 2. groongaストレージエンジンはMySQLから渡された条件で全文検索を行います。 -3. MySQLはクエリから全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINS("趣味")`` 」を取り除いたクエリ「 ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20`` 」で検索するようgroongaストレージエンジンに依頼します。 +3. MySQLはクエリから全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINST("趣味")`` 」を取り除いたクエリ「 ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20`` 」で検索するようgroongaストレージエンジンに依頼します。 4. groongaストレージエンジンはMySQLから渡された条件で検索するようにラップしているストレージエンジンに依頼します。 5. MySQLはgroongaストレージエンジンにマッチしたレコードを順に返すように要求します。 -6. groongaストレージエンジンはラップしているストレージエンジンからレコードを順に取り出してMySQLに返します。このとき返すレコードは「 ``users.age >= 20`` 」にマッチしたレコードです。「 ``MATCH(description) AGAINS ("趣味")`` 」での絞り込みは行われていません。 +6. groongaストレージエンジンはラップしているストレージエンジンからレコードを順に取り出してMySQLに返します。このとき返すレコードは「 ``users.age >= 20`` 」にマッチしたレコードです。「 ``MATCH(description) AGAINST ("趣味")`` 」での絞り込みは行われていません。 7. MySQLはgroongaストレージエンジンから返ってきたそれぞれのレコードについて、全文検索結果のスコアを問い合せます。 -8. groongaストレージエンジンは各レコードについて「 ``MATCH(description) AGAINS ("趣味")`` 」がヒットしていればスコアを返し、そうでなければ「ヒットしなかったという特別なスコア」を返します。 +8. groongaストレージエンジンは各レコードについて「 ``MATCH(description) AGAINST ("趣味")`` 」がヒットしていればスコアを返し、そうでなければ「ヒットしなかったという特別なスコア」を返します。 9. MySQLはgroongaストレージエンジンが返したスコアを確認し、「ヒットしなかったという特別なスコア」が返されたレコードを検索結果から除去します。この時点ではじめて全文検索結果がレコードの絞り込みに使われます。 -10. MySQLはgroongaストレージエンジンが返したレコード(= ラップしているストレージエンジンが返したレコード)から、「 ``MATCH(description) AGAINS ("趣味")`` 」にヒットしなかったレコードを削除したものをクライアントに返します。 +10. MySQLはgroongaストレージエンジンが返したレコード(= ラップしているストレージエンジンが返したレコード)から、「 ``MATCH(description) AGAINST ("趣味")`` 」にヒットしなかったレコードを削除したものをクライアントに返します。 このうち、6.のところで全文検索結果を反映したレコードのみを返すことができれば余計なレコードアクセスが減り、より高いパフォーマンスをだせます。しかし、MySQLのストレージエンジンAPIでは「全文検索以外の条件でレコードを取得した後に全文検索結果を参照してレコードをフィルターする」という動作のためせっかくのgroongaの高速な全文検索機能を活かしきれていません。 @@ -213,14 +213,14 @@ groongaストレージエンジンではデフォルトでログの出力を行 サンプルクエリは ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20 AND MATCH(description) AGAINST("趣味");`` とします。 -1. MySQLはクエリのうち全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINS("趣味")`` 」だけで検索するようにgroongaストレージエンジンに依頼します。 +1. MySQLはクエリのうち全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINST("趣味")`` 」だけで検索するようにgroongaストレージエンジンに依頼します。 2. groongaストレージエンジンはMySQLから渡された条件で全文検索を行います。 -3. MySQLはクエリから全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINS("趣味")`` 」を取り除いたクエリ「 ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20`` 」で検索するようgroongaストレージエンジンに依頼します。 +3. MySQLはクエリから全文検索条件の部分「 ``MATCH(description) AGAINST("趣味")`` 」を取り除いたクエリ「 ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20`` 」で検索するようgroongaストレージエンジンに依頼します。 4. groongaストレージエンジンはMySQLから渡されたクエリに全文検索でヒットしたレコードで絞り込む条件「 ``id IN (1, 3, 4, ...)`` 」を追加したクエリ「 ``SELECT * FROM users WHERE users.age >= 20 AND id IN (1, 3, 4, ...)`` 」で検索するよう、ラップしているストレージエンジンに依頼します。 5. MySQLはgroongaストレージエンジンにレコードを順に返すように要求します。 -6. groongaストレージエンジンはラップしているストレージエンジンからレコードを順に取り出してMySQLに返します。このとき返すレコードは「 ``users.age >= 20 AND id IN (1, 3, 4, ...)`` 」にマッチしたレコードなので、「 ``MATCH(description) AGAINS ("趣味")`` 」での絞り込み結果も反映されています。 +6. groongaストレージエンジンはラップしているストレージエンジンからレコードを順に取り出してMySQLに返します。このとき返すレコードは「 ``users.age >= 20 AND id IN (1, 3, 4, ...)`` 」にマッチしたレコードなので、「 ``MATCH(description) AGAINST ("趣味")`` 」での絞り込み結果も反映されています。 7. MySQLはgroongaストレージエンジンから返ってきたそれぞれのレコードについて、全文検索結果のスコアを問い合せます。 -8. groongaストレージエンジンは各レコードについて「 ``MATCH(description) AGAINS ("趣味")`` 」で検索した結果のスコアを返します。 +8. groongaストレージエンジンは各レコードについて「 ``MATCH(description) AGAINST ("趣味")`` 」で検索した結果のスコアを返します。 9. MySQLはgroongaストレージエンジンが返したレコードをクライアントに返します。 ポイントは4.の「全文検索でヒットしたレコードで絞り込む条件」を追加している部分です。これで「全文検索条件での絞り込みで無駄なレコードアクセスを減らすことができない」というMySQLのストレージエンジンAPIの制限を回避することができます。これにより、全文検索結果を用いて無駄なレコードアクセスを減らすことができるため、高速な全文検索を実現できます。