Masafumi Yokoyama
yokoy****@clear*****
2018年 5月 1日 (火) 12:56:25 JST
すみません、リンクが間違っていたので訂正します。 > http://groonga.org/ja/blog/2018/4/29/groonga-8.0.2.html 正しくは↓です。 http://groonga.org/ja/blog/2018/04/29/groonga-8.0.2.html On 2018年05月01日 12:42, Masafumi Yokoyama wrote: > Groongaプロジェクトです。 > > おとといは肉の日でしたね。Groonga 8.0.2をリリースしました! > > http://groonga.org/ja/blog/2018/4/29/groonga-8.0.2.html > > 今回のリリースでは、プログラミングせずにオプション指定だけでトークナイザーとノーマライザーを「定義」できるようになりました。表記揺れの多いソースを検索するのに役立ちます。 > 細かな変更点についてはニュースをご確認下さい。 > > http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-8-0-2 > > それでは、8.0.2のリリースについて紹介します。 > > # 変更内容 > > 主な変更点は以下の通りです。 > > * [logical_range_filter] sort_keys オプションに対応しました。 > * strftime と同じ書式で Time > 型のカラムの内容を出力できるようになりました。 > * オプション指定が可能なトークナイザー TokenNgram を新たに追加しました。 > * Unicode 10.0 用の Unicode NFKC に基づくノーマライザー NormalizerNFKC100 > を追加しました。 > * ノーマライザーのうち NormalizerNFKC51 と NormalizerNFKC100 > についてオプション指定に対応しました。 > * [dump][schema] > トークナイザーとノーマライザーのオプションの出力に対応しました。 > > ## [logical_range_filter] sort_keys オプションへの対応 > > logical_range_filter が sort_keys に対応しました。これは select コマンドの sort_keys > オプションに相当します。 > > このオプションは検索対象の shard が 1 つだけの場合にのみ動作し、複数の shard > を検索対象にする場合は動作しないことに注意して下さい。 > 詳細はコマンドリファレンスを参照して下さい。 > http://groonga.org/ja/docs/reference/commands/logical_range_filter.html#sort-keys > > ### 新しい関数 time_format() を追加 > > Time 型のカラムの出力形式を strftime > と同じ書式で指定できるようになりました。 > 例えば、以下のコマンド列は _key カラムの内容を UNIX 秒表記と人間にも分かりやすい > 2018-04-29T10:30:00 のような表記の両方で出力します: > > select Timestamps --sortby _id --limit -1 \ > --output_columns '_key, time_format(_key, "%Y-%m-%dT%H:%M:%S")' > > ## トークナイザー TokenNgram を新たに追加 > > 新しいトークナイザー TokenNgram が追加されました。 > このトークナイザーは、オプション指定で動作を動的に定義することができます。 > オプションは TokenNgram("[オプション名 1]", [値 1], "[オプション名 2]", [値 2], > ...) のような形式で指定します。 > 例: > > table_create --name Terms --flags TABLE_PAT_KEY --key_type ShortText \ > --default_tokenizer 'TokenNgram("n", 2, "loose_symbol", true)' \ > --normalizer NormalizerAuto > > ## 新たなノーマライザー NormalizerNFKC100 の追加 > > 新しいノーマライザー NormalizerNFKC100 が追加されました。 > これは Unicode 10.0 用の Unicode NFKC (Normalization Form Compatibility > Composition) に基づく正規化を行う物です。 > > このノーマライザーと NormalizerNFKC51 はオプションの指定に対応しています。 > 詳細は次項を参照して下さい。 > > ## NormalizerNFKC51 と NormalizerNFKC100 のオプション指定に対応 > > ノーマライザーのうち NormalizerNFKC51 と NormalizerNFKC100 > について、オプションで細かい挙動を動的に変更できるようになりました。 > オプションは NormalizerNFKC100("[オプション名 1]", [値 1], "[オプション名 2]", > [値 2], ...) のような形式で指定します。 > 例: > > table_create --name Terms --flags TABLE_PAT_KEY --key_type ShortText \ > --default_tokenizer TokenBigram \ > --normalizer 'NormalizerNFKC100("unify_kana", true, > "unify_kana_case", true)' > > ## [dump][schema] トークナイザーとノーマライザーのオプションの出力に対応 > > dump と schema の両コマンドで、トークナイザー (TokenNgram) とノーマライザー (NormalizerNFKC51 > および NormalizerNFKC100) のオプションの出力に対応しました。 > この変更の結果、これらのオプションの情報を含む dump や schema の結果は、Groonga > 8.0.1 およびそれ以前のバージョンではインポートできなくなっています。 > > オプションが指定されていないトークナイザーやノーマライザーについては出力形式は旧バージョンから変わっていないため、上記のトークナイザーやノーマライザーの新機能を使っている場合にのみ注意が必要です。 > > ## 感謝 > > * satouyuzhさん(スペースのみのクエリの取り扱いに関するフィードバック) > > _______________________________________________ > groonga-dev mailing list > groon****@lists***** > https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/groonga-dev > -- 横山 昌史 <Masafumi Yokoyama> E-mail: yokoy****@clear***** 株式会社クリアコード 〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-29-9 Tel: 03-5927-9440 Web: http://www.clear-code.com/