[Efont-devel] 現在のアルゴリズムにある問題点 (1/3)

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KANOU Hiroki kanou****@khdd*****
2005年 5月 21日 (土) 11:14:40 JST


狩野です。

既にご存知の方も多いと思いますが、CodeFest Japan 2005 に参加する
ことになりました。CLWFK のソースを読み進めておられる太田一樹さんも
参加される予定です。

また、KAGE (http;//fonts.jp) という現在開発進行中のもう一つの合成型
漢字字形生成プログラムを含む CHISE プロジェクトの責任者である守岡さんも
来られるので、今後、相互の協力がやりやすいようにアドバイスして頂ける
ことを期待しています。

さて、http://d.hatena.ne.jp/kzk/20050517 のコメントで、太田さんに
「具体的にどういうパラメータや機能が有ればデザイナーさんが良い字を
デザイン出来るのかという情報を与えて頂ければ嬉しいです。」とご質問
頂きましたので、今後の CLWFK の改良の方向性について考えてみました。

大雑把に言って、処理はだいたい 4 段階に分けられます。この基本線は
今後も変わらないと思います。ここでは処理の順番に書きますが、基本的に、
後ろの方の処理から改良していかないと、前の段階をどう改良していいか
分からない部分もあります。

1. 複数の部品を組み合わせてバランスの良いスケルトンを作る段階
2. スケルトンを肉付けに合うように変形などの後処理をする段階
3. スケルトンへの肉付けを行い、先端のセリフ処理を行う段階
4. アウトラインの重複除去を行い、フォントファイルとして出力する段階

問題点を書き出しているうち長くなってしまったので、詳しい説明は
別の 2 通のメールに分けてお送りします。また、CodeFest での
作業内容の予定と準備する項目についても別のメールで出したいと
思います。

狩野 宏樹  <kanou****@khdd*****>



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