blancoDb Enterprise Edition (EE) は R/Oマッピング実装のひとつです。リレーショナルデータベースおよびSQLを中心としたマッピングを実現します。blancoDbを使うと、極めて少ない設定を行うだけで、極めて依存性の少ない R/Oマッピング・ソースコードを自動生成することができます。 今回、blancoDb EEにとって、2度目のベータ版リリース (0.8.25) を行います。 R/Oマッピングでは、O/Rマッピングと全く逆のアプローチをとっています。データベースおよびSQL文を中心として リレーショナルデータベースのオブジェクトマッピングを行います。リレーショナルデータベースの型を紋切り型にオブジェクトの型にマッピングすることにより極めて少ない設定、安全な型マップ、そして何の変哲もない普通のSQL文の利用が可能になります。 R/Oマッピング実装のひとつである blancoDbは 一般的な日本風基幹系大規模開発の開発プロセスに矛盾しない、ごく一般的な開発手法および生産性向上を少ない初期稼動によって得ることが出来ます。 blancoDb EE を体験するには、blancoDbチュートリアルをダウンロードして試用するのがもっとも簡単な導入方法です。blancoDbTutorial-?.?.?.zip というファイル名のものをダウンロードして試用してください。 単一の表に対するアクセサは 完全に全自動で自動生成されます。Simpleというプレフィクスの付いた各アクセサのJavaソースコードが自動的に生成されます。 任意のSQL文については、これを所定の様式のExcelブックに淡々と記載を行うことになります。ドキュメントとしても利用できる Excelブックをきっかけに、blancoDbは R/Oマッピングソースコードを自動生成することができます。所定の様式のExcelブックにSQL文を記載しただけでマッピングソースコードが自動生成される様子については、体験してみる価値が十分あると考えます。(blancoDbでは XMLファイルは見る必要がありません。blancoDbでは XMLファイルは単なる中間ファイルに過ぎません) チュートリアルを通して、blancoDb EE の使い方がわかるようになっています。また チュートリアル自身が blancoDb EE のバイナリ・ディストリビューションも兼ねています。