このリリースでは, --summary-interval=0 オプションが動作しないバグを修正 しました. sf.jp 上では 1.1.0 のアナウンスを行っていませんでした. 1.1.0 でのリリースノートは以下の通りです: このリリースでは, HTTP パイプライニングの実装におけるバグを修正しました. このバグにより, ダウンロードしたファイルが壊れることがありました. 誤っ たクッキーの扱いを修正しました. BitTorrent トラッカーに不正な URI でリ クエストするバグを修正しました. --max-overall-upload-limit を追加しま した. このオプションは, torrent 毎ではなくアプリケーション全体のアップ ロード速度の制御を行うものです. このリリースから, aria2 はデフォルトで HTTPS 通信においてサーバーの証明 書を検証するようになりました. 検証で使う CA 証明書ファイルの場所を指定 するために --with-ca-bundle コンパイル オプションを追加しました. 例えば Debian では, /etc/ssl/certs/ca-certificates.crt でCA 証明書が提供されて いますから, configure スクリプトに --with-ca-bundle=''/etc/ssl/certs/ca-certificates.crt'' と渡すことになり ます. 最も大きな変更点は, パッケージの名前が "aria2c" から "aria2" に変更にな りました. この変更により, ドキュメントと mo ファイルのインストール先が 変更になります. ドキュメントは, $prefix/share/doc/aria2 ディレクトリに インストールされ, mo ファイルの名前は, aria2.mo になります.