[Anthy-dev 3806] Re: anthy-dic-tool

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g-hal****@fenix***** g-hal****@fenix*****
2010年 6月 24日 (木) 22:30:48 JST


 fenix.ne.jp の G-HAL です。
ptab.h と wtab.h の統合に関して。


<AANLkTim5bRA4_usR4Z****@mail*****>の記事において
vagus****@gmail*****さんは書きました。
>
>基本的には同意ですが、ただ、微妙に私の理解とズレが…。
>
>> (1) と (2) の対応が現実装では typetab で提供されていたが、保守がいまい
>> ちだったということなのかな。
>
>ptab.h と typetab は完全に独立のものではないでしょうか?
>
>実際の動作から推測した限りの理解ですが、
>
>[ptab.h と wtab.h の関係]
>1) 辞書のエントリの品詞コード(#XX)を見る
>   ↓
>2) wtab.h にその品詞コードを探し、その品詞コードに対応する
>  情報(POS, COS, CC etc)を得る
>   ↓
>3) 2) で得た情報を元に ptab.h を検索し、品詞名( "名詞35" 等)を得る
>   ↓
>4) 3) で得た品詞名を元に depgraph/indepword.txt を検索し、
>  後続ノード名を得る
>5) 後は、depgraph/master.depword から各品詞用の *.depword を辿って
>  1) の語に続く付属語列を得る
>
>(つまり、ptab.h は辞書と付属語グラフをつなげる処理に使われるもので、ユーザの目には
>触れない。)


 この 3) における、wtab.h から ptab.h への変換にて、
多対多対応の変換が行われています。
 もし、wtab.h と ptab.h を統合するなり1対1対応に変更した場合、
何処にどの様な影響が出るかは不明です。
 もしかしたらそれ相応の対処が必要かもしれません。

 ざっと見た感じ、原作版Anthy は、この多対多対応を用いて
付属語グラフの圧縮を行っている様に見えます。
 alt-depgraph では、付属語グラフ側で1対多(品詞 対 付属語の展開の根)
対応を行っているので、影響は無い様にも思えます。

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                         (Now Printing)                         
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