[Anthy-dev 290] yude-anthy

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守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko tomo****@m17n*****
2003年 11月 12日 (水) 01:35:37 JST


はじめまして、守岡と申します。

最近、XEmacs CHISE 上で Anthy を使いはじめました。今の所、概ね順調に動
いているようです。

ところで、私はずっとゆでたまご風の入力方式に馴染んできていたので、
Anthy でもそういうのがあれば使ってみたいと思ったのですが、どうもないみ
たいなので、衝動的に作ってみました。

ちなみに、ゆでたまご方式というのは、ローマ字から直接変換するモードレス
な入力方式です。通常モードと漢字モードがあるのではなく、通常モードで
変換を示すキーを打つと一気にローマ字かな変換とかな漢字変換を行い、
変換文字列編集モードに入り、それを確定するとまた通常モードに戻るような
入力方式です。

以下に、試作したゆでたまご方式の実装を付けます。これは昔作った nabe と
いう各種入力方式をゆでたまご風にするための枠組プログラムのバックエンド
として実現しています。

-------------- next part --------------
テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: nabe.el
型:         application/octet-stream
サイズ:     2340 バイト
説明:       無し
Download 
-------------- next part --------------
テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: yude-anthy.el
型:         application/octet-stream
サイズ:     3689 バイト
説明:       無し
URL:        http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/anthy-dev/attachments/20031112/fa4d796b/attachment-0001.obj 
-------------- next part --------------

今のところ、XEmacs CHISE でしか動作確認を行っていませんが、おそらく
XEmacs Mule では動くはずです。また、char-int と character-to-event を
用いているために GNU Emacs ではそのままでは動かないと思いますが、APEL
の poe を load した状態では動作すると思います。

ちなみに、使い方は、ローマ字を打って M-SPACE を打つと漢字変換、M-n で
かな変換を行います。

ところで(実はここからが本題なのですが)、ゆでたまご風入力方式では、漢
字確定後に通常モードに戻る必要があります。このために、漢字確定後に呼ば
れる hook のようなものが必要になるのですが、anthy.el にそのようなもの
が見当たらなかったので、yude-anthy.el では anthy-proc-agent-reply を再
定義することでこれを実現しています。しかし、これはあんまりなので、もし
できれば上述の再定義したanthy-proc-agent-reply のようにコミット処理後
に呼ばれる hook 相当のものを入れていただけるとうれしいです。いかがでしょ
うか?

;; Anthy の UCS 化も楽しみにしております。

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┯━…‥・懐かしい未来の記憶をふと思い出しかけた・‥…━━┯━━━┯━
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