Daisuke Kameda
kamin****@cc*****
2002年 12月 20日 (金) 22:45:55 JST
Daisukeです。 2002年 12月 20日 金曜日 21:29、YamaKen さんは書きました: > このMLでこんな事を報告するのは非常にアレなんですが、Linuxザウル > ス向けのIIIMF環境実現に協力する事になりました。と言っても > Qt/Qtopiaとのインタフェイス部分(IIMQCF?)だけですが。 > > 樋浦さんによるプリ・アナウンス > http://namazu.org/~satoru/htmlmail/linux-zaurus/606 非常に興味深い話だと感じておりました。 > LinuxザウルスのIM APIは標準が揺れる状況が続いていますが、次版の > IMKitで以下の3つのAPIを抽象化する層を作りたいと思っています。こ > の層の上にUIMやIIIMFとのインタフェイスを作るようにしてコードを共 > 通化するつもりです。 > > ・日本版ザウルスに塔載されたシャープ製libsl(ソース非公開)のFEP > API (on the spotサポート) > http://more.sbc.co.jp/sl_j/doc/reference.htm > > ・Qt/E 2.3.4の"New API supporting development of Asian input > methods" (on the spotサポート) > > ・Qt/E 2.3.3のkeyfilterベースのIM API > > これに加えて、Daisukeさんが宣言されたQt向けimmodule相当APIとも整 > 合させたいですね。 宣言・・・。 フライング気味ながら、良いきっかけだと思って http://www.KDE.gr.jp/ml/Kdeveloper/msg02648.html なんてメールを書いたんですが、反応は無かったりします。 実は、XIMのショートカットキーのイベントが奪われてしまう 問題について調べているときに、やっとimmoduleの雰囲気くらいは 理解できたと思えたというのもありまして、試しに上記のメールを 書いたりしてみたのですが・・・。 以下、技術的(?)な話に戻りますが、以前も書いたと思いますが、 Qt/X11はQt/E(正確にはLinuxザウルスかな)に比べると非常に 単純で、QInputContextというクラスにXIM関連の処理(一部除く)が 実装されているという状況です。 そして、私の(貧弱な)理解からすると、このQInputContextを 中間層となるようなクラスとして実装し直すなりし、 個々の機能については、それを継承したクラスとして実装したり、 もしくは対応するクラスを実装し委譲の形をとることで、 "必要に応じて"適切なクラスの関数を呼び出すといったモデルを 考えています。 この際、問題となりそうなのは、中間層のクラスはどういった機能を 提供するのか、"必要に応じて"をどのように決定するのか、 また、個々の機能(IM)はどのように利用するのか(設計)なのではないか と思っています。 このあたりは、Qt/X11かQt/Eかはあまり関係ないのではないかと 思っていて、実際の作業を共同でやるかは別にして、将来の共通化(?) を見越して、中間層が提供する機能や実装のデザインを考えてたりする ことは可能ではないかと思うのですが、どうでしょうか? #どうせ明日会うので、そのときに話せば良いのでしょうけど・・・。 -- Daisuke Kameda <kamin****@cc*****>